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黄金比で美しくバラを咲かせるために、”黄金比剪定”

冬になったので、バラの剪定をしました。

しかし、剪定の仕方なんて学んだことがないので、

自己流で”黄金比剪定”してみました。


黄金比

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黄金比とは、人間が最も美しいと感じる比率です。


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見た目、美しいと感じる女性の顔


植物も黄金比が関係しているのです!

植物の葉は光が当たるように少しずつ位置をずらして葉をつけます。

実は、この植物の茎につくの葉の位置は、黄金比なのです。


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La phyllotaxie 個人所有のお気に入りの本より


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出典:ニッセイ基礎研究所


開度は、植物の種類によりますが、

下から順に開度を変えて葉をつけていくことで、最も効率よく光を吸収することができます。

葉っぱの空気量が多くなるので、二酸化炭素をより多く取り込むことができるのです。

これにより、植物が最適な光合成を行うことができるので、元気に育ち、美しい花が咲くのです。


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La phyllotaxie 2/5 (144°)


葉のつき方を「葉序」と呼び、
バラの葉は、2/5 (144°)の葉序に従って配列しています。

一枚目の葉の位置から144°離れたところにニ枚目の葉がつき、更に三枚目は144°離れたところに螺旋を描きながら葉がついていきます。


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5枚葉で、元気な芽が外側へ出てきているところで剪定


今回、上記写真のように、株より外側に出ている芽(外芽)を伸ばすよう、葉序を考えながら剪定しました。

葉のつき方が正確に2/5葉序に従わない場合もあります。

これは、日の当たり方などの影響を受けるためです。


剪定するのがもったいない

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たくさん芽が出てきています。


このバラは、芽がたくさん出てきているので、剪定するのはもったいないなぁっと思いました。

しかし、剪定しておかないと芽が上の部分にしかつかなくなるので剪定しました。


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La phyllotaxie  個人所有の本より


このバラをよく見ると、芽のつき方が本と全く同じ!

葉と同じでスパイラル状に芽が出ています。

なので、バランスを考えて、

芽が出てきそうな部分をみつけて、思い切って短めに剪定しました。


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(写真中央)茎から芽が出てきそうです。


12月まで咲き続けたバラの花

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去年、12月までバラの花が咲きました。


去年の12月まで、花だけひょろひょろっと咲き続けました。

今年、1月に入って、花が咲かなくなり、枯れた茎が見えてきたので剪定しました。


病気かな? 茎全体に黒い斑点

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茎に斑点


茶色く乾燥して枯れた茎を剪定しながら、よく見ると、

赤黒い斑点が茎全体についています!

”あれ?この斑点、前もあったかなぁ。”と過去を思い返しながら、

病気かもしれないと思って調べてみました。


病気ではなく、寒さでバラの茎に黒い斑点が出るとのこと、
品種によって、斑点が出やすい品種と出にくい品種があるとのことです。


今回、バラに合わせて黄金比を考えながら剪定してみました。


春から”美しく”花を付けてくれるか、
結果が楽しみです。


本を出版することを目標にしています。 サポートして頂けると嬉しいです!