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フランス・アーサー王伝説の森に ”円卓の騎士”

叙事詩『アーサー王伝説』の中で、 ”円卓の騎士” が登場しますが、

この円卓の騎士の場面が、フランス・ブルターニュ地方にある

「アーサー王伝説の森ブロセリアンド」のネアン・シュル・イヴェルの町に

再現されているので、見に行って来ました。


円卓の騎士



アーサー王の近臣として強い忠誠と気高き騎士道精神を誓った戦士たちで、

つねに12人の席が用意され、

キャメロットの城にある円卓を囲んだことに由来しています。



有名な騎士はランスロット、ガウェイン、パーシヴァル、トリスタン、

ガラハッド、モルドレッド…。


上座下座のない円卓が用いられたのは、卓を囲む者すべてが対等であるとの考えから

とのこと。



プロエルメル出身のアーティスト、ミカエル・トマゾがデザイン。

その目的は、ブロセリアンドの森の端に新たな観光資源を提供し、

ブロセリアンドの森へのオーバーツーリズムを防ぐことも目的としているそうです。


"ブロセリアンドの新しい騎士たち"(Les Nouveaux Chevaliers de Brocéliande)協会は、

アーサー王伝説に登場する11人の騎士が円卓を囲む、

周囲14メートルの円卓という記念碑的な芸術作品の制作に2018年から着手していますが、

費用が掛かるため、実は、まだ完成していません。


1年に2人のペースで進められ、このプロジェクトは少なくともあと3年かけて

完成する予定だそうです。

今年、2024年6月に、イヴァンとガラードが加わりました。

動画にまとめましたので、

興味のある方は、是非どうぞ!


本を出版することを目標にしています。 サポートして頂けると嬉しいです!