フランスのお笑いは、劇場で楽しむもの
日本では、お笑い芸人が番組の司会を努めたり、メディアで活躍していますが、
フランスでも、お笑い芸人が映画に出演したりなど、
日本と同じ様に、お笑い芸人は、人気があります。
しかし、フランスでは、一人でお笑い芸人として活動している人が多く、
その活動の場所は、主に劇場です。
なので、フランスの”お笑い”を楽しむ場合、
一般に、劇場へ行きます。
ワンマンショーを満喫
今回、NINAのワンマンショーへ行きました。
この方は、有名ではありませんが、
フランスで超有名なお笑い芸人「アンコニュー Inconnus」の
パスカル・レジチミュス氏が舞台監修されていたので、行ってきました。
内容は、年々深刻化している地球環境問題をとりあげた、ワンマンショーでした。
難しいネタでしたが、笑いを取り入れながら、
たくさんのメッセージが伝わってきた作品で、素晴らしかったです。
お笑いの劇場は、小さな劇場
フランスのお笑いの劇場は、小さいのが特徴です。
小さくて歴史のある劇場ほど、人気があります。
アットホームな雰囲気で、お笑いを楽しむことができ、
ライブ後、アーティストとの交流もできます。
私が、行った劇場は、
ベテランから無名の新人まで、
様々なスタイルのお笑いを提供している「ウエスト劇場」でした。
日本とは違う、フランスのお笑い
フランスでは、政治や国際問題、人種差別、注目のニュースを交えた、
かなりきついブラック・ジョークを好む傾向にあります。
過激すぎて問題になり、抗議されるなど、
笑いの限度を超える事が多々あるのですが、
比較的、許される風潮があるのがフランスの”お笑い”なのです。
興味のある方は、
是非、劇場へ行ってみて下さい。
お笑いで心も暖まる、
寒い冬にオススメの場所です。
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