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えっ!同じ苗から牡丹と芍薬

フランスも、春になり、花につぼみがつき始めました。

そして、ふとみると…

2021年の末に植えた牡丹につぼみがついているのを発見!!!

成長の遅い牡丹に、もう、つぼみをつけるなんて早いなぁ…っと思ったので、

よく観察してみたら…。


同じ苗に牡丹と芍薬が!


2021年に植えた牡丹


ピンクのまるで囲んだ下の部分には、牡丹の葉が咲いています。


ゆっくり成長している牡丹


① 右から、芍薬が成長しています。

通常、牡丹は成長がとぉ〜っても遅いため、一般に芍薬の台木に接ぎ木して、牡丹を咲かせますが、

まさか、台木の芍薬から、芍薬が咲くとは…。


② 牡丹と芍薬は似ていますが、葉を見ることで判別できます。



出典: https://2ndart.hatenablog.com/entry/2020/05/19/143013


原因は…


2021年に植えた時の上記写真の牡丹



実は、私が牡丹を折ってしまったのが原因なのです。

この様な、不思議な成長過程に至るとは…、

植物の素晴らしい生命力に感動!


今までの経緯を簡単に説明すると、

折れた茎をポスターを壁に貼るための”パタフィクス(Patafix)”

チューインガムのような素材のもので、つないだのですが、

強風で、倒れてしまい、もう諦めていました。

しかし、2022年に、左の小さな枝から牡丹が順調に成長していることが分かり、

花を楽しめるまで、10年かかるかも知れないけど、

苗が生きていて、ホッとしていました。


そしたら、2023年、この牡丹の台木として使われた芍薬から、

一気に成長した、本来の芍薬を発見、

しかも、つぼみまでつけてくれて、嬉しい結果が!


牡丹が花をつけるまで、芍薬の花を楽しめるようになるとは、
だから、ガーデニングにハマるのです。


牡丹 吉野川の成長は?


2021年に植えた 牡丹「吉野川」


2年目を迎えた、牡丹「吉野川」ですが、

去年の干ばつにも耐え、

ゆっくり、順調に育っています。


2023年 吉野川


牡丹は、成長が遅いと言われていますが、
本当に遅いです…。



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