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ここ数ヶ月の記録 見えていないものを心に描きながら 毎日書き留めたメモから引っ張りだした記録 言葉だけで記憶するのではなく、表情と声を。これからもいつまでも思い出していたい。 孤独のハナシ 自分の心の中のもの、 相手に伝えようとしてみても 別に相手は 受け取るだけの力を持ち合わせていなくて。 そして話の途中で、 「ああ、この人はこの程度の人だなあ」と 思い込み諦めてしまう。 その人の変容や過程を最後まで見届けなければ人の本質は分からないのに、 自分が傷つきたくない

    • ミャンマーへのこだわり

      「どうしても、ミャンマーを」 最近の口癖なんです。 ちょっとミャンマーの話をさせてください。 "知ってしまったこと、見えてしまったこと" これまで私は 人生の大きな選択から日々の小さな言動を この基準で選び構成し歩んできたんです。 沢山の意思決定の中で 「もう知らなかった私には戻れなくて‥」と 何度も同じことを理由として述べてきました。 こんな私の今を構成しているのは ngoでの仕事とミャンマーという国です。 私が仕事や日々の生活で関わる、 ミャンマーの方々はこん

      • カタルシスを味わう

        忙しない毎日の中でも 目を凝らすことで 初めて見えるものは沢山あります。 本を読んだり 映画やドキュメンタリーを見たり 素敵なヒトに出会ったり 自分が耕されるこの感覚を言葉にしたいなと✏︎ そう思えたのは、 「あなたの世界観を好きになった」と 言ってくれた人がいるからです。 つまるところ私は、言葉オタクな節があり 「あなたの頭の中を見てみたい」と言ってくれた人に心掴まれ 「この日々が自分の血肉になっている」と自身の生き方を語ってくれた人を好きになり 「あなたのよう

        • ウクライナの隣、ルーマニアへ行く

          3月から1ヶ月間ルーマニアへ行きます。🇷🇴 東欧バルカン半島北部、ドナウ川下流域に位置する国。そして、戦禍のウクライナの隣国でもあります。 カンボジアに居た時に、募集を知り、準備をして飛び乗るように試験を受けました。助成金も頂けるとのことで、数多ある協定校の中から、ルーマニアの大学を選び、選考に通過🎫 表向きは、首都にあるブカレスト経済大学での勉学に励み、日本語教育のサポートに入ること。ただ、課外活動として許可も下り、私にとって主となるのは、「ルーマニアに逃げてきたウクラ

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          2本

        記事

          『マチネの終わりに』平野啓一郎

          バレンタインデーに好きな作品を🪞。 著者である平野啓一郎さんが提唱する分人主義は、私が肯定的に生きる支えのようなものです。そんな平野啓一郎さんの『マチネの終わりに』🎬ただの恋愛小説ではありませんでした。 何事にも深い見識があり、聡明で麗しい、蒔野聡史と小峰洋子。パリ、東京、ニューヨーク、イラク、国を跨ぎ、2人が織りなす世界観は彼らだけの特別なもので、本当に魅了されます。 会った回数では決まらない愛情の深さや2人を惹きつける強い力。会話の中に見られる思慮深さや心地の良い共

          『マチネの終わりに』平野啓一郎

          『母性』湊かなえ

          「ああ、この人には一生及ばないなあ」と 日々感じる存在が物語の主人公です。 友人から受け取ったこの本。似通った家庭不和など、お互いにだけ言えた感情があった友人。  どの部分が琴線に触れたんだろう。 なんでこの本を?と思いながら読んだ備忘録。 人に何かを伝える時に、どんな言葉を選んでも誤解や少しのズレは当然あるもの、 望んだ通りに相手に届かなくても、 恐れず伝えてみようかなと、潔く綴ります。 女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う

          『母性』湊かなえ