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坐骨神経痛はなぜ起こる?

西荻窪駅から徒歩3分の整体院・鴨下療法所です。

 坐骨神経痛。

 よく聞く名称ですが、これは病名ではなく病態、不調の状態を表す固有名詞です。


 ですから「坐骨神経痛とは?」という問いには、「坐骨神経が痛むこと」となりますから、原因は他にあるのです。

 代表的な疾患としては椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症があります。


 今回は、それら疾患との関係ではなく痛みそのもを、礒谷式力学療法ではどうとらえるのか?これを話したいと思います。

 そもそも、礒谷式力学療法とは?どんな療法なのか?と言うと。

 約70年前に礒谷公良先生が創始したこの療法は、単純に言ってしまえば『股関節のズレが万病のおおもとであるから、股関節を調整すれば万病が治る』というものです。

 では、なぜ股関節のズレが万病のもとになりうるのか?

 それは、股関節とは太ももの骨と骨盤つなぐ関節ですが、脚の筋肉のアンバランスで左右の股関節角度に差異が生じ、その差異そのものが骨盤の高低差になり、重力の影響でその差異が全身に及び、筋肉の緊張が生じ神経や血管の圧迫が起こることにより万病が起こる、というわけなのです。

 で、ここで坐骨神経痛に戻りますが、骨神経痛も礒谷の理論で見るとごく単純な理由が見えてくるのです。

 それは、坐骨神経痛の起こっている脚が短いから、体重がかかり過ぎて、お尻の筋肉が緊張しているから神経の圧迫が起こっている、というわけなのです。

 


↑写真の様に、こうした立ち方の癖は、股関節の状態で決まります。そして意識的に修正を加えなければ、これを繰り返し繰り返し行ってしまい、ついに体が歪むわけなのです。写真では右脚に体重をかけていますから、この場合右脚に坐骨神経痛が起こるのです。

 立っている時、座っている時に痛くて体重掛けたくないなと思っていても骨盤が痛い脚に乗ってしまっているので、どうしても体重がかかってしまっているのです。

 そして、その歪み=筋肉の偏った緊張、が骨を引っ張ることにより椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症と病名が付く症状へと上体を悪化させていくわけなのです。

 
 ですから、これを改善する根本的なアプローチは、脚の筋肉のアンバランスをなおして股関節からバランスを回復して両脚に均等に体重がかかる状態を作ればいいのです。

 坐骨神経痛も根本からなおせる礒谷式力学療法× CS60の整体院  
       杉並区・西荻窪 鴨下療法所


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