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深刻なのは大人より子供!?

西荻窪駅から徒歩3分の根本バランス回復の整体院・鴨下療法所です。

 2009年の男性の一日の平均歩数は7214歩、女性は6352歩だったのが、10年後の2019年には、男性6793歩、女性5832歩だそうなので、男性で421歩、女性は520歩の減少ですね。

 現在はコロナの影響で、ウォーキングをする方も増えているのでどうなっているのでしょうね。

 統計の2019年からの10年間は歩行に関係するインフラ、例えば車の普及とか歩数が減るであろう因子に大きな変化はなかったので、高齢化、住環境の変化などでこれぐらいは変わりそうですね。

 70歳代を超えると平均歩数も5000歩位に減少するようなので、平均年齢が上がれば平均歩数も減少しますよね。

 あと住環境も2階建ての家屋と1フロアーのマンションであれば室内の移動歩数も減少すると思います。

 先の統計の10年で減った男性の歩数421歩は、これは私が実際に歩いてみると4分程度でしたから、上の2つの要因で賄えるぐらいの減少だと思いますから、少し意識すれば10年分の減少は回復できそうですが・・・

 問題は子供のようです。

 松島町教育委員会のHPでは、子供たちの一日の平均歩数が1982年(昭和57年)27000歩!!!

 それが2015年(平成23年)には13000歩に激減しているそうです!!!

 赤ちゃんの時はO脚で生まれて、成長と共に重力下での直立2足歩行に適した体が出来上がるのは12歳と言われています。

 ですから、12歳までにどれぐらい脚の筋肉を使ったかは、その人が一生涯使う肉体の、一番基本になる筋肉系、骨格系に多大な影響が出ることは容易に想像できます。

 この事からも、最も大事な子供時代に歩くことが減っているというのは重大な問題です。

 また、この子供時代に注意したいのはある特定のスポーツをすることは筋肉系などが偏るリスクがあるという認識です。

 スポーツはどうしても体の使い方を均一にするのが難しいのです。

 平均的に筋肉系を使えるのは、外遊びで走りまわったり、木に登ったりなど様々な動きを万遍なくすることで筋肉だけではなく様々な感覚も鍛えられると思います。

 歩くことは習慣ですから、お子さんがいる方はなるべく小さいうちからご家族で良く歩く習慣を作り、又合わせて正しい姿勢を習慣にされることをお勧めいたします。

 正しい姿勢は正しい歩き方にもつながるからです。

    正しい歩きを親子で学べる礒谷式力学療法× CS60の整体院  
        杉並区・西荻窪  鴨下療法所

 

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