優秀になりたいならたとえ話をしろ!
たとえがうまい人は優秀だねって話をします。
たとえ話の構造
まず、たとえ話が誕生するまでの過程を説明します。
いや、さっさと本題はいれよって思うかもしれません。しかし、たとえ話ができるまでの過程を知っていることでより深い理解が得られます。
2分あれば読めるからちょっとだけお付き合いくださいね。
では、たとえ話が生まれるプロセスについて説明します。グルメレポートで彦摩呂さんがカレーを食べて「味の宝石箱や∼」と例えたとしましょう。このとき彼の頭の中では
うまい!
↓
このカレーは人参やじゃがいもの複雑なうまみが混在している
↓
つまり、それぞれが輝いてひとつにまとまっている
↓
宝石箱とおなじだ
↓
「味の宝石箱や~」
となっています。ここで大切なのは
具体
↓
抽象
↓
具体
の往復がなされていること。
すなわち、
このカレーは人参やじゃがいもの複雑なうまみが混在している(具体)
↓
つまり、それぞれが輝いてひとつにまとまっている(抽象)
↓
宝石箱とおなじだ(具体)
このように具体と抽象の往復によってたとえ話は生まれます。これがたとえ話ができるまでの過程となります。
なぜ、たとえ話がうまいと優秀なのか
ポイントは二点あります。
①共感力が高い
②抽象思考ができる
①たとえ話ができても聞き手に「なるほど!」「わかるわー!!」と思ってもらえなければ、うまいとは言えません。
相手の求めているところ、相手の価値観に合わせることのできる能力は社会的に必要でしょうね。相手の「なるほど」を引き出すには聞き手の予備知識や感性をある程度分かったうえでないといけません。
うまいたとえ話ができる人はこの能力が高いです。
ビジネスでの商談や営業、身近なところでは世間話なんかも共感はカギとなります。このことからたとえ話のうまい(共感力の高い)人は優秀なのです。
②「たとえ話の構造(本noteの最初のトピック)」でたとえ話は具体と抽象の往復によって生まれると示しました。このことから、たとえ話がうまい人は抽象思考がすでに備わっているといえるのです。
たとえ話ができなければカレーと宝石箱の共通点には気づきません。これはすなわち、カレーを抽象思考することで宝石箱へとリレーすることが出来たということです。
カレーの複雑なうまみ(具体)
↓
それぞれが輝いてまとまっている(抽象)
↓
宝石箱(具体)
この抽象的思考ができるとなぜ優秀といえるのか。なぜなら、抽象思考は応用が利くからです。1つの出来事から学んだ抽象は多くの具体にあてはまります。
あなたが勉強した数学(算数)や物理、化学(理科)での公式は抽象の代表例です。公式ひとつでいくつもの問題を解いてきたことだと思います。
「一を聞いて十を知る」ということわざがあるように、抽象思考では一つの事柄からおおくのことを知れるわけです。学びのスピードが早い人は優秀であると認めざるを得ませんね?
以上よりたとえ話のうまい人は
①共感力が高い
②抽象思考ができる
このことから優秀であるといえます。
みなさんもぜひたとえ話で考えるくせをつけて成長していきましょう!
これは誰にも知られていない私だけのライフハックですが、かわいい犬の画像を見ると元気が出ます!かわいい犬を見ると元気が出ます!