全国納税1位の思考 ~楽しいことを考える~

「二千年たってもいい話」感想


「金持ちになりてえ」と思ったことはありますか?この本の作者、斎藤一人さんは累計納税額で全国一位になったこともあるお金もちです。このお金もちの思考がわかる本です。


金もちはなにを考えているんだろう


印象に残ったのは「嫌なことがあったとき、楽しいことに変えること


柔道で投げるときは楽しいけど、投げられるときもある。その時に受け身を覚えておこうよ、ってはなし。

嫌なことは必ず起こる。これを一人さんは楽しいことに変えてすごしている。

例えば、蕎麦屋に行ってなかなか出てこなかったとき一人さんは

「遅いね」

ではなく

「今日は、昼から懐石料理ですね」

って言っちゃう。それだけで「ふっ」と笑えてしまう。


嫌なことがあってもおもしろいことに変えて、ほかの人に渡すことをしている。こんな人がいたら好かれるにきまってるよなあと思ってしまう。嫌なことはおもしろいことに、楽しいことはもっと楽しいことにしてしまう。嫌われるわけがないよね。


「もしもし地獄」のお話


一人さんのお話の中で「もしもし地獄」という話があった。印象的だったので簡単に紹介する。



ある人(自分)が死んで「もしもし地獄に行きなさい」といわれた。気候は温暖で会う人は優しくまるで天国のよう。

風に吹かれて眠くなって「ああ、寝よう」と思って寝ようとしたら「もしもし、もしもし」って起こされちゃう。寝ようとしたら「もしもし」

五日たって「瞼に目を描こう」って思いつくの。これで寝ようとすると「もしもし、もしもし。皆さんやるんですよー。五日目になると目描くんですよ。ダメですよー。起きてください」

十日たって寝られないから暴れだす。「好きなだけ暴れてください」って。暴れつかれてふらふらになって寝ようとすると「もしもし、もしもし」

五日ぐらいたって「サイクリングしましょう、山に登りましょう」「寝てないから嫌。山に登ったら死んじゃう」「ここ死なないんです」



寝られない地獄「もしもし地獄」
これを読んでくださる方にはつらい現実が待ってるかもしれません。でも、「もしもし地獄」に比べれば、、、。


寝られるだけで幸せです。楽しいことを考えましょう。そしたら楽しくなります。「もしもし地獄」の続きでもいいですよ。何して遊びましょうか。寝られないけど。


お金もちの斎藤一人さんは素敵な考えを持っていた。楽しいことを考えて周りも楽しくする人だ。ポジティブなエネルギーがあるところに人や金が集まってくるのではないか。


辛いことがあったら楽しく変えていこう。「もしもし地獄」のつづきを考えて遊ぼう。いつも楽しい人になれればお金も集まってくるだろう。

斎藤一人さんの考え方はとっても素敵だ。この本の中には「夢の持ち方」「夢の叶えかた」「奇跡の起こしかた」「魅力のつけかた」のエッセンスが詰まっている。

多くの人が一人さんの考え方を持てれば世界はもっと平和になるんじゃないかなあと思う優しい人が大好きなカモノハシでした。

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