自動車のEV化推進は本当に環境に優しいのか?
今をときめくSDGsとかESGというキーワード。これらが最初に声高に叫ばれた国連主催の国際会議は1992年リオデジャネイロで開かれた第一回地球サミット”Earth Sumit"でした。
地球サミット
(環境と開発に関する国連会議)
https://www.chuden.co.jp/resource/seicho_kaihatsu/kaihatsu/kai_library/news/news_2000/news_63_N06328.pdf
この時、スウォッチがこの会議の記念モデルを発表しています。
Swatch Earth Summit 92
https://ameblo.jp/hbtc/entry-12118324879.html
このスウォッチは、スウォッチ史上初の機械式自動巻きモデルです。
それまでのスウォッチは総て電池式クォーツのムーブメントでした。しかし今に至るまで環境保護と持続可能な社会を議論する世界最大の会議となった1992年地球サミットに際してスウォッチが発したメッセージは「電池という廃棄物による環境破壊を止める」という製品だったのです。
繰り返しになりますが、スウォッチのメッセージは、電池は環境破壊でありそれを止めよう、ということだった。
ところがあれから30年近くが経ち、現在は自動車の電動化、EVこそが環境保護、持続可能社会の実現のための必須要件かのように言われています。
どうしてそうなっちゃったのでしょうか?おかしくありませんか?地球サミットの出発点では、持続可能社会の実現=脱電気・脱電池だったはずなのに。
私はバッテリー式EVに懐疑的です。
その考えの根底がこのスウォッチ1992年地球サミット記念モデルに込められた考えなのです。
私は今でも当時購入したスウォッチの第一回地球サミット記念モデルを持っています。環境保護、持続可能社会実現のコンセプトの「初心忘れるべからず」のためです。
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