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父の失敗の多い人生26 〜両親の会社の倒産処理の失敗2〜

全然、ウィンドウズより、マックの方が使いやすくて、かなりびっくりしているカモメです。昔、マックはEXCELが全然動かなくて、イライラしたことがあるけど、今は流石にその辺の問題はヘッジされているだろうし。

ウィンドウズは、起動が遅い上に、スリープ状態でも電源がめちゃめちゃ減るのに対して、2015年モデルのマックでも、そのあたりはちゃんとしていることに最早感動すら覚えます。ああ、素敵。全然関係ないが、誕生日にipadの12.9インチを買ってしまったことは内緒です。(今日一日中、カバーをどれにしようーーー。みたいなことで悩んでいましたw)

さて、本文にいきたいところなのですが、もう一つ。
健康とか、リラックスとか、日常に楽しみを増やすみたいなことで、スーパー銭湯やサウナで仕事するみたいなことを繰り返していたら、お風呂に詳しくなりたくて、温泉ソムリエなるものをとってしまった。。。

温泉ソムリエをとったからには、ということで、本日は近くの温泉に行ってきた。珍しい放射能泉。露天風呂。自然に囲まれて、本当に幸せだった。
木の葉が落ちる様子を見ながら、川床でお水を飲む。日本料理の出汁の匂いを嗅ぐ。本当に贅沢な時間だった。。。(息子よ、将来疲れた時は、一人で温泉旅館の日帰りにくるといいぞ!!笑)

では、前回の続きを書いていきたい。

雨が降っている時に、傘をとられるという経験

前回、信用金庫から、自社ビルを売却することで、多少の資金が手元に残り全部精算できるという話で、売値は3500万くらいで。という話になった。

自社ビルの土地は60坪。坪60万円くらいの土地だったので、ほぼ土地値という価格だった。僕が生まれた時からビルはあったので、築20-30年くらいだったのだが、建物価格がゼロということにも当時はびっくりであったが、

「そんなもんですよ。むしろ別途、解体価格が欲しいという業者もいると思いますよ。」という風に言われ、当時の僕は、そんなもんかと思ってしまった。
また、母の疲れた様子からも、物事を早期に進めなければ。という焦りもあって、、、。納得してしまったように思う。

で、今でも忘れないが、、、。
銀行が連れてきたお客さんは、蛇のような顔をした人。人を値踏みするような目は今でも忘れられないが、その会社が提示してきた価格は確か3000万円。残債ピッタリの金額だった。
蛇の人曰く「ほんとは、解体費用なども考えると2900万円くらいにしたいのだが、銀行さんから残債もあると聞いているので、この金額で我慢しますよ。」と言われたことを覚えている。

お金に困っているという状況は、本当に人に誤った判断をさせると思う。
この時、家族全員で「もうそれでもいいから売ろう」という判断をしてしまった。

で、結局、信用金庫の借金は返済。
会社にあった印刷ノウハウと大型の機械は他社へ二束三文で売却。
ほぼ倒産状態だった会社は、完全に倒産ということになりました。

そこから、企業経営をしているとアルアルの、「聞いてないよー」という借金が出てくる。車のローンが残っている。親戚への借金がある。などなど。

なんだかんだで、100-200万円ほどは、借金が残った状態での清算となった。まぁ、これくらいの金額であれば、結果的に返済はできたし、母は肩の荷が降りたということで清々しい顔をしていたのだが、、、

成功とは程遠い倒産処理となったことは確かである。

でも、当時は、まぁなんとかなったからよかったじゃない?って、僕も思ってたんです。でも、知識がないってのは怖いことで。。。
その後、知識がつけばつくほど、この時のことを後悔しています。(実はたまに夢に出ます、笑)

じゃあ、どんな後悔をしたのか?ということを次は書きたいと思います。
では、また。



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