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目指せ読書マスター #2

Part1からずいぶんと日が空きました。

この3ヶ月で世界は大きく変わりましたね。

これを機に何か1冊、本を読んでみませんか?

自分が好きなことに関する本
装丁が好きな本、たまたまそこにあった本
どんな本であれ読んでみると面白いと思います。

面白くなかったらそれは、本を見る目がないか
もしくは運が悪いかのどちらかでしょう。


「アヒルと鴨のコインロッカー」

本の名前もお気に入りの理由の一つです。

「目指せ読書マスター」
「アヒルと鴨のコインロッカー」

ちょっと韻踏めそうですよね。

著者は伊坂幸太郎さん。

私が好きな小説家の一人です。

代表作には「ゴールデンスランバー」や
「重力ピエロ」などがあげられると思います。

伊坂幸太郎さんの本の中で特に好きなのは
「グラスホッパー」と「マリアビートル」
と「アヒルと鴨のコインロッカー」です。


この本との出会い

私とこの本との出会いは高校3年生です。

めんどくさがりな私は、先輩方の卒論から
良さそうな題名を拝借して論文を書こうと
卒業論文題名集のような物を見ていました。

そこでたまたま見かけて、面白そうな本だなと。

学校が海に近かった事と
海で本を読んでみたかった事もあって
帰りに本屋に寄って、そのまま海で読みました。

結論から言うと
期待を裏切らない面白い本でした。

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あらすじ

本の帯には

第25回吉川英治文学新人賞受賞作
「一緒に本屋を襲わないか」
標的は、たった一冊の広辞苑!?
四散した断片が描き出す物語の全体像とは?

帯の裏には

ボブ・ディランはまだなっているんだろうか?

とあります。

話は帯の通りで
ある日、引っ越してきた主人公が
隣の部屋に挨拶に行くと、そこで
「一緒に本屋を襲わないか」
と持ちかけられるところから物語が始まります。

主人公「僕」が語り手の章と同じ街に住む
二年前の「私」が語り手の章が交互に来る構成で
登場人物も多くないためサクサク読めます。

2人のパートの鍵を握るのは"河崎"と言う人物

「一緒に本屋を襲わないか」
と持ちかけた"河崎"の物語は
読めば読むほど面白く興味を掻き立てられます。

突拍子もない発想と現実が織り交ぜられ
普段は味わえないスリルを味わえる
そんな一冊だと思います。

STAY HOMEで暇を持て余す方
日常にちょっと刺激が欲しい方に
是非読んでもらいたい一冊です🦆


追記: 映画化されているようなので、今度観てみます🦆


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