さあ、旅行計画を立てよう。
ゴールデンウイークも終わったというのに、旅行計画について語るという。いや、休みが終わったばかりだからこそ、次の旅行計画を立てるのに最適なのでは。次の予定があるから、目の前の仕事も取り組めるものだと。
旅行先は人それぞれなので、どこへ行くかはお任せするとして。ここでお話しするのは旅行先が決まった後、具体的に訪れる店や場所を決めていく方法についてです。
旅行そのものと同じぐらい、旅行計画を立てるのが好きな私。もし参考になれば嬉しいですが、「こんな風に計画する人もいるんだなあ」ぐらいの気持ちで読んでもらえればと。
ということで旅行先が決まったら、まずは現地で行きたい場所・やりたいことをリストアップ。
その際に基準としているのが、こちら。
美味しいコーヒーを飲みたい
美味しいケーキを食べたい
美味しいパンを食べたい
その土地の日本酒かワインを買いたい
神社を参拝したい(あわせて御朱印も)
美術館に行きたい
本屋に行きたい
公園で憩いたい
ローカル線に乗りたい
路線バスに乗りたい
船に乗りたい
温泉かスーパー銭湯に入りたい
はい、欲張りですね。
おかげさまで好きなものがいっぱいあるので、行きたい場所選びに困ることもなく。その結果、いつからか「どれだけ好きなもので満たされるか」が旅行の目的となりました。
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この基準に沿ってGoogleマップで、テーマごとにスポットを探します。
「美味しいコーヒーを飲みたい」だったら、目的地にピントをあわせて、「カフェ・喫茶」で検索。さらに「4つ星以上」で結果を絞って、旅行日の曜日で絞る(PCで検索するのをおススメします)。
その結果、その日に行ける評判の店が揃うので、その中からクチコミや画像をもとに、自分にとって良さそうな店を「リストに保存」。それでも数が多い場合は、「食べログ」の星の数やクチコミも参考にして絞り込みます。
余談ですがGoogleマップは評価が高いのに、食べログは評価が低い場合は、Googleマップの方を優先することが多いです(基本的に食べログは評価が厳しめなのですよね)。
同じ要領で「ケーキ」「パン屋」「日本酒」とテーマを変えて繰り返していくと、旅行先での行きたい場所のピンがどんどん地図上に埋まります。
あと最近では、その土地の観光協会のホームページが充実していることも多く、そこからモデルコースやスポットを参考にしています。
すると、地図のあちこちにピンが立ちます。しかし、立てたピンを全て巡る訳ではないというのが私の計画のポイント。これだけの数をすべて巡るのは難しいですしね。
「ここに行ったら、次はここへ行って」とガチガチに計画していくパターンも良いのですが、「行ってみたら休みだった」「行列に並ばないと入れない」「店に着いたけど、そんなにお腹が空いていない」と、予定通りにいかないコトもしばしば。
そこで、まずは大まかな流れを決めます。場所によっては交通手段が限られることもあるので、その時刻を中心に、まずはこのエリア、次にこのエリアという感じでざっくりと。
エリアごとに行きたい場所がいくつか用意してあるので、旅行当日は状況に応じて行ける場所を適宜ピックアップ。これなら臨機応変に対応できて、しかもどれも行きたい場所なので「こんなに行きたい場所に行けた」と満足できます。
もちろん結果的に「行きたかったのに行けなかった場所」も出てきます。ただ、その残念さを上回る満足感を得ているので「次の楽しみに取っておこう」と前向きに考えられるようになります。本当ですよ。
旅行は計画を立てずに、偶然の出会いを楽しみたい、スタンプラリーのように評判の良い店を巡るのは味気ないという意見も分かります。でも、好きなんです、スタンプラリー。いっぱいスタンプを集めたら、ホクホクした気分で帰路につけるのです。
何より事前に情報を持つと、旅行の幅が広がります。チキンな私も、ローカルなお店に飛び込めます。きっと知らなかったら素通りしていた場所に訪れて、良い思い出になったことも数知れず。
できるだけ旅行で失敗したくない、満足した気持ちで家に帰りたい。この気持ちを理解してくださる人がいたら、この計画方法、おススメです。
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