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成功するには1日1%の改善

人が大きな成果を出したり、成功するためにはどうすれば良いと思いますか?

努力?忍耐?

実は、人が大きな成果を出したり成功するための近道は、努力でもなく忍耐でもなく改善です。

しかもたった1%

1%の改善を日々工夫し続けるだけでいいのです。

ここでは、成功や成果を出すためにはまず何が大切なのか、どんなひとでも成功できるのか?を掘り下げていきたいと思います。

これなら自分でもできる!と思ってくれたらうれしいです。

何をどう改善したらいい?



もともと人は本能として変化を求めない性質を持っています。

自律神経機能で体をコントロールしていることも影響しているため、大きな変化にはストレスがかかるようになっています。

そのため、特にネガティブな変化に関しては「何とか改善させ、本来の心地よい状態にしなければ」という欲求が働きます。

・学校で勉強についていけなくなった→授業がしんどくなった=変化
・朝毎日遅刻して辛い→クラスについていけない=変化
・太った→服が似合わない=変化

「変化」とは、変わることです。こういった変化により人は大きなストレスを感じます。

・勉強ができず授業がしんどい
・遅刻してクラスになじめない
・太って服が似合わない

これらの変化によるストレスを解決に導くのが改善です。

「改善」とは、良くすること

このように、人は変化を繰り返す現状をできるだけ心地よい環境に維持するため改善することを日々繰り返しています。

たとえそれがたった1%だったとしても

みなさんは、何か物の置き場所を変えたことでとても生活がスムーズになった経験はありますか?

アラームの音楽を変えたり、飲み物を変えたり・・

つまりそれは自分が心地よくなるために改善をしているということです。

何かを改善しようとしたときには、必ず事前に小さなきっかけ=ネガティブな変化があります。

・アラームの音に慣れて二度寝してしまう
・ジュースを飲むとお腹が痛くなる


つまり小さな1%の現状の変化に対し現状を維持するため1%の改善を続けることを、私たちは毎日無意識に行いながら生きています。

大きな改善が100%だとすると小さな改善が1%

この仕組みをうまく取り入れれば、負担なく継続でき、100%の改善につながる可能性がぐっと高まります。

完璧を求める人、いきなり結果を求める人は失敗しやすいだけでなく挫折したり挑戦する力を失ってしまうことも少なくありません。

1%の変化を1%の改善でよりよくする

私はつい完璧を求めがちなので、この1%を意識し、無理なく日々ステージアップを目指し取り組んでいます。
無理しないことは誰にとっても大切です。

1日1%で大丈夫!
この習慣(継続)が1年後には今より37倍の結果になる!
ジェームズクリアーさんの研究結果は有名です。


1%の改善のための1%の習慣をつくる


改善していく前段階として「習慣を作ること」が大事。
例えば「勉強できるようになる」と目標を立ててもなかなか机に座る気になれない
こんな経験はよくあると思います。

勉強ができるようにするには、まずは「環境」を変えることが必要。
勉強するきっかけとして「図書館」に行きいつもの環境をかえる。
「場所(図書館)」と「行動(勉強する)」の紐づけが大事です。
1つの環境で1つの行動がポイントです!

図書館に行くのが嫌だな~という日ももちろん出てきますよね。
そのような場合には「ご褒美」をセットにすると回避しやすくなります。
ご褒美は簡単に手に入るものがBEST。
図書館に行けば「静かな場所最高」「ついでに雑誌読める」「エアコン快適」「帰りにおいしいパン屋さん」「素敵な人がいるかも・・・」
何でも大丈夫です!

大きなお金をかけなくてもできるご褒美を設定するのが、うまく継続できるポイントです!


「習慣」をつくりやすいベストなタイミングに気付き、少しづつステップアップする


1%の改善のための1%の習慣を作りたいが、どんな習慣を作るべきか分からない人も多いかもしれません。

そんなときは、以下のプロセスをおさえておくと良いです。


1%の改善をすべきだと思うときには必ずきっかけがあります。

それはたいていネガティブなことから気づき、きっかけにつながることが多いです。


   ① 気付き、きっかけ・・・・試験結果が悪い。そもそも勉強しない
      ⇩
   ② 欲求・・・・・・かしこくなりたい
      ⇩
   ③ 行動・・・・・机に座る気になれないので環境を変える
      ⇩
   ④ 成果、成功、報酬・・5分机に向かって取り組めた

習慣を作りやすくするベストなタイミングは②から③へのステップです。
成功や成果につながらない人は②で終わってしまいます。

そうです。③で行動することによる1%の改善が、人生のターニングポイントにもなりうる大大大チャンスとなるのです。

また、④で大きな成果、成功、報酬を求めないことが習慣を継続する力へとつながります。

通常④の場面では、「試験結果が大きくアップした」などというように、すぐ大きな結果や成果を求めがちです。

ここではたった5分かもしれませんが、机に座れなかった人が環境を変えることで座ることができたのです。

そんなことが成果でいいの??

いいんです!!

その小さなステップ、プロセスが、継続する力となり、のちに大きな結果につながるのです。

変化=勉強ができないことで学校が楽しくなくなってきた
改善=勉強ができる環境を整える

なにかやる前には必ずきっかけがあります。
そして「勉強できるようになりたい」という思いがあれば、環境を変え「図書館」に行き勉強する。自分が心地よく行動できて、自然体で続けられるプロセスを踏んでいくことで、より習慣をつくりやすくなります。


習慣をもっと楽に継続するために意識したいこと


ステップ1.難易度を下げてスタート
習慣を始める、取り組むにあたりハードルをあげすぎると継続が難しい。
まずは少しずつから始めて徐々にステップアップしていこう。

・早起きを始める→まず週に一日からスタートする
・ダイエット→いきなり韓国アイドルになろうとするのではなくまずは夜ご飯の量を減らしてみる!
・ポジティブマインド→ネガティブな日もあって当たり前、一日1ポジでOK

私は難易度を上げがちなので、普段から無理しすぎないよう意識しています

ステップ2.成長を実感する

目に見える小さな範囲でOK!1%でOK!
「できた」「結果が出た」をはじめから求めるのではなく、その過程にある
「新しく知ったこと」や「気づいたこと」「わかったこと」から人は成長します。
成功や結果を出すための道しるべになります。

私にもマイナスなことは日々起こります。
しかし、できるだけそれにより得た気付きや、逆に良かったことを探し次に進むということを意識しています。
そして、忘れた頃にそれが功を奏したりするものです。

もちろんできない日もあります!


ステップ3.見張り番をつくる

自分一人で毎日続けるということはとても忍耐力がいります。
できれば見てくれている誰か=見張り番の存在があると強力です。

先生や先輩、家族、友人、恋人、気兼ねなく話せる人にぜひ自分の目標を宣言してみましょう。

見張り番にとっては「声掛け」が大切になってきます。
習慣を実践している本人が「見捨てられた感」があるとフェードアウトしてしまいます。
声掛けできなくても「近くで見る」「目が合ったらうなずく」などささいなことでもOK。
見守ってもらえると勇気や自信につながります。

見張り番を誰にしてもらうか迷ったら、ぜひあなたのことを心から応援してくれる人に決めましょう。

とにかく自分の周りの人に宣言することで「引き下がれない」「やめられない」状況を作ることができます。

意思が弱く自信がない人におすすめです。

周りにちょうど良い人がいないという人は、SNSに目標を投稿するなどもアリです。

自分に合ったやり方をいろいろ模索してみましょう。

ちなみに私は何か習慣化したいときは必ず妻に伝えるようにしています。



もしも・・・。
悪い習慣が身についている場合、
例えば「スマホやSNSの時間を減らしたい」のに「すぐ動画を見てしまう・・・。」
この場合、簡単に見れないようにログアウトしておき「ひと手間=めんどくさい」ことを加えると悪い習慣を断ち切るきっかけになります。
人間は「便利」「楽できる」ものが大好きなので、「ひと手間=めんどくさい」ことを加えてみてくださいね。

少しでも何かヒントになればと思い投稿しました。








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