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熱中症について

暑くなってきたので、以前の記事に重複するかもしれませんが、熱中症についてまとめておきたいと思います。

まず熱中症というのは体内の脱水症状です。
ポイントは脱水症状になる原因が2つあるということです。

1つは文字通り、水分不足です。
体の6割~7割は水だと言われていますが、水分は体にとって非常に重要です。
汗などで失われる水分に対して、水分補給がないと機能不全を起こしてしまいます。
植物も水がないと枯れてしまいます。

もう一つの原因は、ミネラル不足です。
ミネラルは、体内の水分を移動させるのに必要な成分です。植物も根から吸い上げた水分を体内の必要な箇所へどのようにはこんでいるかと言えば、体内のミネラルなどの成分の調整によって、浸透圧などの仕組みで水分を必要なところへ運びます。
なのでミネラルが無いと、体内に水分はあっても、必要なところに届けられずに、部分的に脱水症状を起こしてしまいます。
水分は摂っているのに熱中症になる場合があるのはこのためです。

水を飲んでも飲んでも喉が乾いていて、お腹はチャポチャポなのに喉が乾いているというのは、喉の乾きというサインで体が欲っしているのがミネラルだからです。こういう場合ミネラルを含んだ水を飲むと、乾きはすっと治まります。

ミネラルというのは、粗塩などに豊富に含まれています。ちなみにミネラルをカットして精製したものが食塩ですので、食塩にミネラルは含まれません。
熱中症の予防としては、粗塩を溶かした水を飲むようにすると、水分もミネラルも補給できます。
どれくらいの塩加減かは、だいたい海水程度をイメージすると良いでしょう。


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