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終戦の日の祈り

#終戦の日 、75年前の同じように青かった空を思いながら、「#記念日にショートショートを」SS0013「せっかちな夫」を、鎮魂の祈りとともに再掲載いたします。

 今日この日に、多くの方に読んでいただきたい物語です。

終戦の日 『赤い白球』

 2年前が舞台ですが、『赤い白球』のスピンオフです。

 とわに戦後でありますように!


 夏の甲子園は残念なことに中止になりましたが、交流試合が行われていて今日は正午に慰霊のサイレンが鳴りました。

『赤い白球』は1939年から45年の話なのですが、合間に手紙と2018年8月15日の第100回甲子園の場面が挟まれます。

 手紙は「私の兄は、」2018年は「真夏の甲子園」という言葉ですべて始まっています。

『赤い白球』はフィリピンのルソン島で戦死した祖父に捧げた小説です。作中でも登場しています。

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 戦前はペルーで宝石商として活躍し、日本に戻り徴兵され、妻と二男一女を残して34歳で戦死した祖父が、何を思っていたのか、これからも問い続けたいです。

 AIカラー化がはやっているので、私も祖父母を!

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第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して自衛隊ミステリー『深山の桜』で作家デビューしました。 プロフィールはウェブサイトにてご確認ください。 https://kamiya-masanari.com/Profile.html 皆様のご声援が何よりも励みになります!