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【脱太る習慣】なかなか止められない悪癖と決別する6つのテクニック

「これさえ止められれば私は痩せられるのに!」

理想の体型に辿り着けない人なら1つや2つ、こういったものがあるはず。

でもたいていの場合、太ることに繋がる行動は、分かっていてもそうそう止められるものではありませんよね。

理由は単純。

それが“習慣”だからです。

多くの心理学的研究から私たちの特徴を紐解くと、意志の力だけでは習慣化された誘惑に勝てないようなのです。

そんな時に最も有効な戦略は、まずは相手のことをよく知りつくし、そして味方につけてしまうことでしょう。

ということでここでは、習慣の特徴を考慮した上で、今抱えている太る習慣と決別する方法を6つのテクニックにまとめて紹介していきます。

太る習慣と決別する方法①|セルフモニタリング

習慣とは、日常のコンテスト(文脈・背景)がきっかけとなって、自動的に表出するもの。

なので、いつ、どこで、どのように太る習慣を行っているかを把握することが、改善のための第一歩となります。

まずは注意深く自己を観察してみましょう!

そこでオススメなのが瞑想を使ったマインドフルネス

マインドフルネスとは、今この瞬間を生きようとする態度のことを指します。

瞑想によって自己観察的な精神状態(=マインドフルネス)になる練習をすると、自分の意図通りに行動する傾向が強まることが研究によって示されています。

太る習慣と決別する方法②|抑圧はNG

続いては、多くの人がやりがちな“抑圧”について。

私たちは反復思考をやめようと抑圧した場合、第一に、わざと違うことを考えて気を紛らわせようとし、第二に、考えてならないことをまだ考えていないかどうかを無意識的にチェックし始めることが示されています。

で、結果的にその思考を強化してしまうんですね。

これを『皮肉過程理論』と呼びます。

したがって、太る習慣について考えないように感情を抑圧するのではなく、代わりの新しい習慣を作ることを考えてみましょう!

※新しい習慣の作り方はこちらの記事を参考にして下さい↓

太る習慣と決別する方法③|自己肯定

そもそも私たちのセルフコントロール能力や自制心には、資源的限界があることが認められています。

一日中ストレスや良くない事(仕事、人間関係、決断疲れなど)にさらされていると、自制心は消耗し、自動操縦の習慣に頼るようになってしまいます。

そこでオススメなのが自己肯定

自分自身のプラスの側面のことを考える「自己肯定」を行うと、自制心を働かせるのに効果的なことが解明されているんです。

こちらは有名な“冷水実験”によって科学的な根拠も得られいますよ。

太る習慣と決別する方法④|プリコミットメント

プリコミットメントとは、事前に未来の選択を制限しておくことを言います。

例えば、夜にコンビニの前を通るとどうしても甘いスイーツやお菓子を食べたくなってしまうのなら、コンビニのない帰宅ルートを事前に探しておく。

あるいは、台所に行った時にカップラーメンが目につくのがきっかけで食欲が刺激されるのなら、無駄な備蓄はしないようにするなどです。

もしくは運動をする時間を確保するためにゲーム機を友人に預けるのもいいプリコミットメントでしょう。

未来の自分を意味で信用しないということですね。

太る習慣と決別する方法⑤|コンテストの変化

今抱えている既存の習慣を変えるのに、最も効果的だと考えられているのがコンテストの変化です。

つまり、状況や環境を大きく変えろってことですね。

例えば、引っ越し・転勤・転職・結婚・出産など。

とはいえ、太る習慣と決別するために引っ越すなんて馬鹿げていますので、もしこの先環境が大きく変わるタイミングに遭遇したら、このことを思い出してください。

悪い習慣とおさらばする最大のチャンスだ!と。

太る習慣と決別する方法⑥|成長マインドセット

最後はマインドセットの部分。

自分は甘いものやお酒をやめることはできない、定期的に運動するなんて絶対に無理だと考えている人に、やってあげられることは何もありません。

成長マインドセットとは、自分の能力は伸ばすことができるものだと、自分自身で解釈していることを指します。

一方、自分の能力には生まれつき限界があって、努力しても伸ばせないと解釈することを固定マインドセットといいます。

これまで多くの研究によって、成長マインドセットを持っている人の方が、あらゆることで進化・成長していけることが示されています。

なので今この瞬間から、成長マインドセットの持ち主になりましょう!

まとめ&ラストメッセージ

いかがでしたでしょう?
(もし質問や相談などがあれば気軽にコメ欄に打ち込んで下さい😙)

研究によると、私たちが普段やってる振る舞いのほとんどは習慣なのだそう。

つまり、甘いものを食べ過ぎるのも、運動をサボるのも、自動操縦モードの自分がほぼ無意識に選択しているということです。

特に、忙しい日々をストレスに曝されながら生きることを強いられる現代社会では、意志の力を駆使した理性的な判断をしにくくする傾向があるので尚更でしょう。

でも大丈夫。

このような習慣の抗い難い力を、逆手にとればいいんです。

まずは今回紹介した6つのテクニックを使って、悪い習慣を自分の中から追い出しましょう。

続いて「【ダイエット成功へ最大の鍵】瘦せる習慣を作るための簡単な4ステップ」を参考に、健康や美しいスタイルに繋がる振る舞いを習慣化しましょう。

習慣化の最大のメリットは、その行動に感情が伴いにくいところにあります。

長期的に、かつ楽に美と健康を維持・向上させるにはこの方法しかないように私には思えます。

習慣を制して、自分を自分のコントロール下に取り戻すのです!

では皆さんの健闘を祈っております😎

[引用図書]
良い習慣・悪い習慣/ジェレミーディーン著

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