見出し画像

さみしいが重ならない子育てが目標。

ふと、子育てしていると
自分の子供の頃の記憶、感情が湧き上がることがあります。

嬉しい良い面もあるし、
こうして欲しかったなあという願望もあったり、

子育ては、もう一度子供の頃の記憶を回想するっていうけど、ほんとにそうだなと感じます。

夫と子供の頃の記憶、トラウマ、等を話した事があり
私と夫の家庭内環境は、やはりそれぞれ違っていました。

それによって子供ながらに不満に思っていた点も
違いました。

そこを、うまくブレンドして、子育てできたらいいよねー。


わたしがいま、ほんのり思っている子育て目標は
寂しいが重ならないこと。


私の子供の頃の記憶を辿ると
なんとなく、寂しいって事が多いなあって思うんですよね。

両親は共働きだし、産後1ヶ月経たずに母は働き出したらしいし、土日休みはずーーっとないし、

祖母の背中(抱っこ紐でいつも寝ていた)

地域のイベントもお祭りも、祖母と行っていたし、
たくさん表彰された作文や詩の表彰式も祖母と行ったし、
習い事の習字の展覧会も祖母だった。

もっと褒めて欲しかったし、一緒に行きたかった。

でも仕事がんばる両親見てると言えなかった。


夜、講習会へ出る両親を祖母と妹とお留守番する事も多くて、決まった時間にご飯を食べて、お風呂に入り、妹と2人で寝室で寝る。

翌朝起きると両親が帰ってきてる。

一緒におやすみーって寝ることは記憶にあまり無い。

お利口でお留守番。
それが絶対のルールだったような。

我慢してれば良い事がある!
お利口にしてれば褒めてもらえる!
両親を困らせたく無いから寂しいって泣いたりしない!

そう、決めていた。

もう少しだけ、なにもしなくていいから
そばに居る時間が欲しかったあ。子供の頃。

と思う。

寂しいが重なってくると、けっこう辛かった。

だから

寂しいを重ねたく無い。

今、働いてないからそれがとてもラッキーだと思ってる。

きっとそのまま仕事をしていたら
産後1ヶ月経たずに母の様に働いてたと思う。笑

寂しい子供に気づくことはたぶん出来なかったと思う。


ずーーっと心に根付く感情の一部が
子供の頃の記憶にあるって、最近体感として知った。


ただ、ただ そばに居て抱きしめて
一緒に表彰式とか展覧会とか、ちゃんと観に行ける親でいたいと思う。


さみしいを察しられる大人でいたい。親でいたい。

ただ一緒にいるだけでいい。

それができたらいいよね。

この記事が参加している募集

#なりたい自分

with ヒューマンホールディングス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?