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LGBT法の成立が「左派野党の壊滅」と自民一強を加速させかねない理由

今回で連載開始から15周年です。バックナンバーを読んでもらうとわかりますが、文体、構成、内容がどんどん時代の変化に合わせて変わってきたのがわかります。実は、今回から掲載の方法がガラリと変わります。例えば、Yahooニュースへの掲載は明日になります。変化の速さ、厳しい競争に生き残るために、私もどんどん変化していかないといけません。16年目もよろしくお願いします。

LGBT法が成立するなど、日本政府が「マイノリティーの権利保障」に力を入れ始めた。その背後では、性差別解消に向けて動くよう自民党幹部に働きかけたり、国際連合に日本の課題を提言したりする「市民団体」などの存在が一役買っている。だが本来、こうした団体の一部は左派野党と共闘してきたはずだ。自民党が力を増し、左派野党の退潮が進んでいる今、なぜ市民団体は逆に影響力が増しているのか。矛盾した構図の裏側を解説する。(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)


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