明石家さんまさんが語った名言が「なるほど」と思ったので紹介します。
「努力すれば報われる」
子どもの頃からそう教わってきましたし、そうであってほしいと思ってきましたので、さんまさんの言葉はちょっと意外でした。
「努力が報われるなんて絶対に思っちゃいけない」
「こんだけ努力してるのに何でってなると腹が立つやろ。人は見返り求めるとろくなことないからね。見返りなしでできる人が一番素敵な人やね」
でも良く考えてみると、さんまさんは「努力するな」と言ってるわけじゃないんですね。「努力しても無駄だ」とも言っていません。
私はどうしても「結果」を求めてしまいます。「努力した労力に見合う結果」を欲してしまいます。
ですから、物事をスタートする前に頭の中であらゆるシミュレーションをして「成功する確率が低い」と判断したらアクションすら起こしません。これは今までの数多くの失敗から学んだ事なのですが。
人一倍傷つきやすいので「あんなに苦労したのに」という感情を味わいたくないのです。さんまさんのようにポジティブで強い人なら、少しくらいの失敗は気にならないでしょうが。
夢を実現するためには努力するしかありません。それは誰でもわかっています。だけど、失敗して惨めな自分を見たくないのが本音ではないでしょうか。
そんな時、私の心を奮い立たせてくれるのが、以前、以下のnote記事に書いた松下幸之助さんの言葉です。
「ほな、やってみなはれ」
何かをやろうと思い立った時に、松下幸之助さんのこの言葉を思い出します。
アマゾンで電子書籍を出版する時も「私の本を買ってくれる人がいるのかなぁ」と不安でしたが、ありがたい事に皆様に読んでいただいております。
官能小説を書きたいと思った時も「果たしてみんなに受け入れてもらえるのか」と悩みましたが、新しい本を出す度に皆さんがダウンロードしてくださいます。
noteの存在は随分前から知っていましたが、努力に見合う結果が得られるかどうか確信がなくてなかなか始まりませんでした。でも、今こうして毎日のようにnoteに記事を書いています。
もし皆さんが何かをやろうかやるまいか悩んでいるとしたら、私はこう言いたいです。
とにかく、やってみなはれ
これは皆さんに言うと同時に、自分自身に言い聞かせている言葉です。