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紹介したいnote記事「心から消した言葉」

長野充宏さんの「心から消した言葉」という記事を紹介します。

あなたがいなくなって
もう何十年経つだろう

いつも君は頑張ってた
真面目に一つの事に頑張ってた

でも君は我慢してた
人に話さず我慢してた

助けての言葉も残さず
灰になり空へと広がった
君の魂も 君の記憶も
今となっては大切な宝物

それから僕は 頑張って
という言葉を心から消した

心から消した言葉|長野充宏 (note.com)

 詠み手は、大切な人を亡くして以来「頑張って」と言う言葉を「心から消した」と言っています。何十年も経つのに、その言葉を使うのが怖いのでしょう。

 私たちは子どもの頃から、「頑張る事が美徳」だと教わってきました。「頑張った分だけ努力は報われる」と。それは以前の記事にも書いています。

 真面目な人ほど頑張ります。「努力が実らないのは、自分の頑張りが足らないからだ」と言って自分を責めます。それは「応援してくれる人の期待に応えたいから」です。

 私自身、長年頑張ってきた事がありました。絶対に諦めないつもりでした。でも、どんどん辛くなっていきます。それでもう「楽になりたい」と思い、頑張る事をやめました。今はストレスフリーになってすごく楽です。

 占いの現場で相談者に「頑張ってこられましたね」と言うと、皆さんポロっと涙を流されます。みんな頑張っているんですよね。

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