Webディレクターバカが大繁殖中

Webディレクターという職種

みなさんは聞いたことがありますかね？
私はこの職種を多く抱えている会社に勤めています。39歳平サラリーマンです。
Webディレクタってなんなの？を知らない方に簡単に説明しますと、「企業の公式ホームページを作る、更新する事の全般を担う職務」ですね。

企業の公式ホームページは毎年ランキングに出ているようなものです。

Webユーザビリティランキング｜トライベック・ブランド戦略研究所

具体的なタスクは、以下ですね。最近だとほとんどすでにあるものをリニューアルする。とかが多いですよね。だいたいの企業様は公式ホームページ持っているので。

• 制作要件を整理し、制作者を調達（アサイン）する。

• 制作費用を調整し、確定させて実行計画を策定する。

• 制作スケジュールを策定して、制作者に実行してもらいやすい状況にする

• 制作状況を、依頼者に適時開示し公開までつなげる

大枠でいうとこんなものですかね。

私の勤める会社の状態を紹介

大手と言われる制作代行会社なので、先ほど別記事で紹介した企業様のいくつかクライアントがいると思います。（平社員なので全部のクライアント様を知らない）

数千人の「Webディレクター」職務という方を雇用していますが、その中の感覚値でいうと90%の人はWebディレクターバカがいますね。

理由はいくつかあると思います。

1. 人手が足りなく、経験が浅い人も採用し「Webディレクター」職務として対応させなければならない。

2. クライアント様に応じて制作要件が多種多様で、型にはめた支援などがしにくい

3. 「Webディレクター」職務をフォローしたりすべき、「マネージャー」職務や「部長、課長」職務の人がそもそも、Webディレクター大バカである

大きいのは３なのかもしれないですね、、、
私も現在は「マネージャー」職務です。この「マネージャー」職務って要は実態はないわけです。
何をマネジメントするのか？を分解すると「Webディレクター」職務の人。だったり、クライアント様との関係性だったりするわけなので、実態としては「マネージャー」職務と「Webディレクター」職務はほとんど変わらないんですよね。

まあ、「マネージャー」職務については別で記事書くとして、
前提条件はこのくらいにして本題に切り込みたいと思います。

Webディレクタ―バカってなんだ？

私が思う、感じるWebディレクタ―バカってのは公式Webサイトに対して解像度がとてつもなく低い状態を平気として日々働いている人の事です。

大事なので、繰り返します。

Webディレクタ―バカってのは公式Webサイトに対して解像度がとてつもなく低い状態を平気として日々働いている人

です、

私が勤める多くのWebディレクターは、自分がいまから制作するホームページがどうして、モニタに描画されるのか？httpとはなにか？ホームページの元情報がどんな場所に存在しているのか？人によってホームページ上の情報が異なるその大元の仕組みはなんのか？

この辺をまったく理解せずに

制作要件をヒヤリングして、スケジュールをなんとなくWBS(xlsx)に落としてスケジュール管理だけしている事を「Webディレクター」職務と勘違いしている人が90%います。

バカというのは、頭の回転が遅く過去の事を思い出せない事でもなく、聞かれた事をとっさにこたえられない事でもなく、新しいワードや情報を知らない事でもないです。

バカとは

解像度がとてつもなく低い状態を平気として日々働いている

事なのです。

Webディレクターバカという職務にした方がいいと思います。だってこれでも給与ももらい、ホームページだった制作したものを納品できるんですから。

大事な事

Webディレクタ―バカ職務になってしまっている人は、いつだって「Webディレクター」職務になれます。

そう、解像度を高めるために学び、教えを乞う、そして自分なりに忘れても呼び戻せるように情報を整理する。

この三つができればすぐに「Webディレクター」職務になれます。

繰り返します。

解像度を高めるために学ぶ

教えを乞う

自分なりに忘れても呼び戻せるように情報を整理

これを始めてしまえば一発解決です。

私はもうすぐ40歳になりますので、会社に残るか悩んでいますが、残った場合にはこの「Webディレクタ―バカ」な状態にある人を、気づかせてあげられるような働きをして、貢献したいですね。

大事なことなんで繰り返します。

「Webディレクターバカ」とは、その人そのものを指しているわけではなく、その人の状態を示しています。

なので、状態を変容させれば、いつでも「Webディレクター」に戻れますし、逆にいうと、どんな偉い人、どんな実績がある人、優れた能力を持っている人でも、「Webディレクターバカ」になりえるという事です。

「Webディレクターバカ」状態にならない為には

扱っているもの、サービス、私の勤務する会社では「クライアントのサービス自体」をどれだけ真剣に向き合えるか？
考えつくし、ホームページでは何を届けるべきなのか？を思案する事です。それ以外に「Webディレクタ」で居続ける事はできないのです。

文字ばかりで、整理できていない文章を最後まで読んでくれて感謝です。それじゃーね。