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『根拠のない自信調査』が必要

根拠のない自信についてさらっと書いてみようと思ったのですが、もう少し丁寧な聞き取りが必要ではと思っています。

根拠のない自信どころか『自信』なんてものがなく、
いつも風見鶏の様に周りの風を読み、
しかも自分でしっかり油さしてお手入れしてるものだから
キイキイと音がすることもなく、静かに周りを見渡せる。
誰にも気づかれずになんとなく円滑にコトが進むように配慮出来ちゃったりして。

『こちらも、あちらも、そちら様も
皆さまがご機嫌であります様に』
と願って自分をさて置きして来た人たちからしたら
根拠のない自信と、根拠のある自信の『違い』も何も、
「私は、自信を持って良いのでしょうか」
と聞かれるという驚き。

本気で言っているのか?
謙遜?
立ち位置確認?
承認欲求?
しばし黙り込み、
私から見たその人の印象を伝える。

そして、
「アナタのどこに自信を持ってはいけない要素があるんだろう
私にはどこにもない様に見えるけど?
自信を持って人に紹介できるけど?」
と伝える。

びっくりされて、
「こんなに褒められたことはないです」
と言う。

「いや、褒めているのではなくて、事実だけど?」
…と言うやり取りを何度も、
一体、何人としただろうかと思う。

みんなどこまで出来たら『自信』になるのか。

ひとりでいれば、彼氏もいないしとか、
仕事をしていなければ、仕事もしていないのでといい、
子供がいなければ、子供がいないのでといい…。
仕事と育児をしていれば、子供を構ってあげられないといい、
子供がいても不登校なら、子供が学校へ行けてなくて…という。

全て、アナタのせいではないよね?

いつも自分に理由があるからこうなっていると思っている。

見る目のない男が多いよね、
働かなくても食って行けてるなら別に良くない?
子供がいないからこそ、夫婦を維持するのにある程度の緊張感を持ち続けていられるんじゃないのかな?
仕事しながら育児するのはアナタだけではなくて、ダンナも協力してくれないとね。子供のケアまでアナタの仕事じゃないよね、家庭は家庭、夫婦の子供なんだし。
不登校になったからアナタのお子さんは命が守れているのではないですか?

そういうと今度は「ありがとうございます」と頭を下げられる。

ちょいちょいちょーーーい!
ひっくり返せばなんとでも言えるコト。
後付けの理由なんてチビた脳みそでなんとでも言える。

私が詐欺師だったらどうする?
めっちゃ儲けられる自信をくれてどうするワケ?と思う。

この件はさて置き…みたいに、ちょっと置いておくのと違って
もう自分自身を全部、さて置いちゃってる感。

この状態の人たちに、
『根拠のない自信を持ちましょう』
ってのは、酷だなと思う。

自分が何をしたら嬉しいのかもう分からない。

自分と繋がる、
インナーチャイルドを癒す、
ハイヤーセルフと繋がる
先祖供養に神様、龍神、宇宙、…。

お金を積んでも楽にはならない。
そりゃそうだ、結局は『自分次第』だから。

でも、『自分次第』というこの言葉にこそ傷ついたりする。
あぁ、やっぱり私は出来ていないんだと。

いつまでも過去の失敗や出来事を引きずって
ビクビクしてる自分が悪いって。

そこじゃねーから!

と思わず言いたくなる。

すごく地味な提案だけど、
例えば、たった今、500円玉を渡されて、
自分を満足させる為に使うとしたら何を買う?
と聞かれた場合、
今の私だったら、木彫りのオオカミを雑貨屋さんで見つけたのでそれを買おうと思うし、
東リベのクロッキー帳なるものが売ってたのでマイキーかドラケンのを迷って1冊選ぼうかとか、
細かいドットを打つのにハマってるからダマにならないゲルインクのボールペンを買おうかなとか思うわけです。

500円玉ひとつ…であっても、子供の頃に500円なんて持って駄菓子屋行ったらウハウハ、もしくはヒーハー状態でしたよね。

でも、この質問をしてもピンとこない人がとても多い。

なぜかというと、もう意欲すら失ってるから。
軽いうつ状態に近いですかね。

「えーーっ…、
食欲もないし、
特に何か欲しいって思えないんですけど…」
みたいな?

「コンビニで豆大福(←なぜ豆大福指定🤣)でも買ってくれば?」
とか言っても、
コンビニまで行く元気すらない。
疲れ切っている。

そうなんですよ、疲れてる。
でも身体ではないと私は思うんです。

誰がインタビューしに行ったのか忘れてしまったのだけど
アスリートだったかな?もう随分前にテレビで観た。

お相手はKバレエ カンパニー芸術監督の熊川哲也さん。
質問に答えるかたちでさらりと言っていた。

『フィジカルよりメンタル』

身体面より精神面が大きいって話しだった。
あの王様の様に堂々としてる熊川哲也氏が!
「メンタルとか言ってんな!」
とドヤされそうなのに!
とびっくり。

でも確かにそうだわ…。
と思ったので覚えている。

たとえ身体が元気であっても、精神面で落ち込んでいる時は何もできない。動くはずの身体が動かない。

誰かと話したり、
聴いてもらうという行為は
わがままではなくて自分を整理するにも必要だと思う。

ただ、どうしても言えない人はノートに書いてもいい。

自分が何に対してどう思っているかが分かるはず。

私も、人と話す気にもなれない人たちがどう話しかけたら耳を傾けてくれるのかをもう少し考えたいと思います。

とは言え、私自身もずっと根拠のない自信に支えられて来たのかというと、スッパリとそれが消えた時期もあるのでね、その辺りを書いて行けば何か見つかるのかもとも思ってます。

では、
またね!

画像↓修善寺の【竹林の小径】に行ってみた!
サスペンスでよく出てるけどさ、
案外短い道なのね…あそこで密談、密会なんかしてたら目立ってしゃーないくらい…。
ドラマのカメラワークってすごいね!
いや、竹好きな私にとっては癒しでしたよ!
ただ、密会は出来ないなぁって思って…。

2022.01.21
14:14

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