はじめての転職活動をふりかえる
タイトルの通りであります。
私は諸々の思いがあって4年間勤めていた会社を今月で辞めて転職する予定なのですがその時の活動について振り返ってみようと思います。
就活の時記録を全く残しておかず、後悔したので今回は詳細に残しておきます。
ちなみにどうして転職したのか、については別の記事を書いているのでここでは書きません。
長編なので、読みたい箇所へ目次で飛んでください。🙏
はじめまして
一応初めて読まれる方を想定して書きます。
kamimiはこんな人です。
なんとなく分かってもらえたらと思います。
タイトル通り転職初心者ですので、仏の目で見てももらえると嬉しいです。
転職活動においてやったこと
月並みなことばかりですが、記録しておきます。
次に転職するときはこれを見れば完璧だぞわたし!(何が完璧なのか…)
Linkedinのプロフィールの更新
まずはこれをやりました。
私は転職活動をするときは、Linkedinで連絡してきた人経由で行おうと決めており、だいぶ前からプロフィールを埋める作業や転職する気がなくてもLinkedinで連絡きた人とは定期的に会話していました。
自分で企業を探す負担も減らせるし、エージェント経由ならアドバイスももらえるかなという狙いもありました。
プロフィール自体は元々結構書いていたので、
実質やったことは、ステータスを「転職の機会に興味あり」に変更したことくらいです。
これ大事みたいですね。ステータス変更してからは、段違いにメッセージが増えました。
きちんとプロフィールを見てくれていそうな人たちと連絡を取り、その人経由で転職活動を始めました。
どのエージェント企業も名前を聞くのは初めてなところばかりだったのですが、少なくとも私が連絡をとったところはみんな親切で最後まで色々サポートしてくださいました。
私が海外志向があるために、プロフィールを英語で書いているので
そういう方面にも強いエージェントからの連絡が多かった気がします。
あと私の周りにLinkedinを使って転職した人が多く大体みんな良いとこに行っていたのも、理由の1つです。
ちなみに次回転職活動するときは、Linkedin以外にLAPRASも使ってみたいと思います。
転職活動終わった頃に登録したのですが、
「ここまでみてくれたんだ!」と感動するレベルの丁寧なスカウトメールが何度かやってきたからです。
職務経歴書と履歴書の作成
必ず求められると思うのでみんな必ずやると思いますが、例にもれず作成しました。
履歴書については、事務的な内容が多いので特に書く事に困りませんでしたが、
職務経歴書については、今までの業務の棚卸が必要なのでとても時間がかかりました。
ほんと普段からやっておくべきだなと思いました。
元の会社では、会社内のでどのようなプロジェクトにアサインするかを決めるために、いわゆる職務経歴書を全社公開しておく仕組みがあったのですが、私はあまりそれを真面目にやっていなかったので案の定苦労しました・・・
職務経歴書のフォーマットは多少こだわりました。
といっても大したことはないかな。
私はエージェント経由で転職活動を行っていて、今回転職が初めてだとお伝えしたら、ご親切にも職務経歴書と履歴書のフォーマットを送ってくれました。
もちろんどんな内容を書くかはそれを参考にしたのですが、
最初に職務経歴書を見たとき、なんて見づらいんだというのが第一印象でした。
「昭和か!」とツッコミたくなるようなフォーマットだったのでこれをそのまま使って転職活動をするのは、完全に選択肢から消えました。
そんなこんなで業務の棚卸をすることと、経歴書のフォーマットを考えるのに時間がかかり、選考開始が遅くなってしまったわけですが、
たとえ職務経歴書と言う紙ペラであっても、自分が不快感を覚えるものを他人に見せるのが嫌と思った結果、時間がかかってしまったのでした。
正直後悔はしていません。
たかが経歴書といえどこの気持ち↑は曲げられなかったので仕方ないです。笑
ちなみに普通にMacBookの標準で入ってるPagesを使って、
「resume format engineer」でググってヒットした経歴書を見ながら、これいいわというのを真似したりいろいろ考えながらつくりました。
日本語より英語の方が美しいフォーマットが多かったです。
本当なら更新しやすいように、GitHub等で管理してウェブページで公開までできればよかったですが、今回は見送りました。
転職活動自体の本質とあまり関係ないところに文面を使ってしまいましたが、それだけ経歴書のフォーマットには気を使ったと言うことがいたかったです。
ちなみに他の人の経歴書は見たことないですので、完全に自己満足です。
エンジニアの方ならマークダウンで書いて、とかやっている人もいそうですね。
自己満足ついでにフォーマットを晒しておきます。
まあ自分で考えたと言ってもこういう方面のデザインは好きではあるが得意じゃありませんので、この程度です。このレベルなら誰でも作れそうですよね。
ちなみに私は大学含めの5年間ひたすらに見やすいスライド作りをしていたので、こういう作業自体は苦ではなくむしろ楽しいです。(だけど肝心の喋りが・・・)
ここに載せてるのは、例なので2ページ程度ですが、実際は2.5ページほどになりました。
実は最初は5ページの大作だったけど、それは流石に長すぎかなと思って、半分に削りました。ここはこれでよかったのかわかりません・・・
あとページ数が多くなればなるほど、それなりに見やすいデザインじゃないと見る方苦痛ですよね・・・
書いてる私の方がもう途中から苦痛でしたので、何より先に経歴書のフォーマットとデザインを考えました。
ちなみに中身の方がフォーマットよりも100倍大事だと思います。
実際私が使った時間も、フォーマットを考えるよりも中身を考える方にかなり時間を使いましたし、
どの企業さんも中身を見てくださったのだと信じています。
あと今回悩んだのは、志望動機を書くかどうかでしょうか。
最初は書いた方が良いかなと思ったのですが、
自己PRの内容とかなり近いんだよなと思ったり、企業ごとに書く内容変えるとか正直手間だしと思いました。
(企業ごとの志望動機がないわけではないです。これについては後述してます。)
面接で聞かれた時はもちろん答えれるようにしてたし、
1度作ったらそれを使い回しした方が少ない時間で手早く転職活動できるかなと思ったので、書きませんでした。
もう一つちなみに、履歴書は元のフォーマットのまま使いました。
経歴書と比べて事務的な内容が多いので、フォーマットはよくあるものに揃えた方が担当者的にどこに何が書いてあるかわかりやすくて良いかな
と判断したためです。
経歴書はフォーマットも決まってないし、書くことも比較的自由なので、
自分でレイアウト考えることにしました。
結果的に、書類で落とされた企業はなかったです。
喋るのは苦手だけど、書くのはまあまあできるぞ。と自信持てた瞬間でした。😃
(書類に関してFBもらったことないから自己満足ですが)
コーディングWebテスト・課題・技術面接
iOS エンジニアとして応募していたので、どこの企業も必ずと言っていいほど事前のコーディングテストまたは課題、面接での技術質問がありました。
個人的にはこの面接またはテスト受けた事は、転職活動して良かったことの1つです。
パターンとしては、大きく3つありました。
どれも大変勉強になりました。
1. コーディングWebテスト
早速ですが一番苦手だったのはこれです。
今回受けたコーディングテストはプログラミングコンテストなどでよく出題されるアルゴリズムや計算量を考慮する必要がある問題でした。
この手の問題は、付け焼き刃の対策では解けるようにならないことは分かっていたので(以前AtCoderをやった経験から…)、
入出力系に迷わないようちょっと前にやったAtCoderの問題を少し復習した程度で臨みました。
結果、案の定人に見せられないほどに爆散したわけですが。💦
tracks.runと言う、答えを書くだけでなくその後にコメントを自分でつけることができるサービスによるコーディングテストでした。
なので時間内に答えがわからなくても、
後から自分がわかった答えを書いたり、
どういうところがわからなかったのかどうしたらもっとわかるようになったのか、
といったことを書きまくりました。
落ちるかもと思ったんですが、後から書いたコメントが良い方向に捉えられたのか、なぜか受かりました。というかそれしか考えられん。。
受けていた企業が選考でtracks.runを使っていることは転職サイトのレビューから想像ついたので、とりあえず以下の記事は読みました。
なんにせよ、プログラミングコンテストに慣れていてAtCoderのABCコンテストが全問クリアできる人なら余裕だと思います。
こういったアルゴリズムや計算量の問題で打ちのめされる度に、
「私はやっぱりエンジニアではないのかもしれない。」とエンジニアの定義についての脳内議論がスタートするきっかけになります。😭
ほんとエンジニアって何かしら。
2. アプリ制作課題
個人的にこの課題がとても好きでした。
そもそもアプリを作ること自体が好きなので、普段業務でやっていることをやれば良いと言う意味でもとても楽しかったです。
それにこの課題を出してくる企業さんは大抵アプリの作ったもののレビューをしてくださるので、
憧れの企業のエンジニアからレビューがいただけると言うことだけでもウハウハでした。🤗
なので正直いうと、自分が使ってみたいなと思った技術やアーキテクチャを目一杯詰め込み、勉強しながらつくりました。
企業としては、応募者が普段どのようなものを使って開発しているのかを見たいのかなと思いましたけれども、こんな良い機会めったにないと思い、ついつい挑戦的なことをやってしまいました。
ただ細かい書き方のクセとかはすぐに変えれる話ではないので、そこは素を見ていただけたのではと思います。
それに挑戦的と言っても、所詮ヒヨコにとって挑戦的なだけです。たかがしれてます。
ちなみに一番気合入れた企業の選考では、
1つのアプリをほぼ同じ機能で、それぞれ別のGUIアーキテクチャとUIフレームワークを使って2つ作るところまで1週間でやりました。(別に2パターン作れという課題ではなかったんですけども)
丁寧に指摘をくれる企業であることは事前にわかっていたので、
選考だということももちろんあるけど、とにかく私のコードになんらかのレビューが欲しい、と思ってそうしました。(普段全然レビューされない反動・・・)
実際良い点改善点含め、大量にレビューがもらえてそれだけで
ここ最近で一二を争うくらいに幸せな時間でした。 🤗
自分にとっても勉強になったし、ついでに選考材料にもしてもらえたので一石二鳥でしたね。
個人的には、技術面の評価をするなら面接ではなく、こういった課題で技術面の評価をしてほしいです・・・
採用コストや効果になんか悪い影響でもあるのかな??スキルチェックという意味では口頭での面接よりは測りたいものが測れると思うんだけど。
ちなみに作ったものに関しては、どうしてこうかいたのかを質問されるのは見えていたので、
そこは説明できるようにしてはいました。
3. 技術面接
面接形式で、技術的な質問をしてくる企業さんはたくさんありました。というかそれをしてこない会社さんはありませんでした。
正直これは苦手でした。
何を質問されるのかわからなかったし、質問されたところで準備していないし、業務の経験も浅いので答えられるかとても心配だったからです。
結果一番初めにこの面接を受けた会社さんは、後から思うと何を言ってんだこいつと自分で思うほどにひどい答えをしていた気がします。
それでも結果的にその選考はパスしたわけなんですが、
多分印象としては基礎的な事はわかってそうだけど、細かいところは分かってないなコイツ的な印象だったと思います。
Hacking with Swiftのコーディング面接の対策でもちょっとは見ておけばよかったかもしれませんが、
これで落ちるなら落ちるで、私の実力はまだ転職できるレベルではなかったということがわかるのでいいかと思っていました。
また最初の企業を受けた後、
次に同じ質問された時は答えられるように調べておきました。
それが幸いしたところもありましたし、
私の実力のはるか上をいく質問をされて「わかりません」しか言えない面接もありました。
でも自分で調べることによって、理解もとても深まったのでまたしても勉強になりました。👍
ちなみに受けた会社のうち1社は、面接中にコードを見せられて、これを実行するとどういう結果になるかといった質問の回答でした。
アルゴリズムとか計算量の問題ではなく、単純に普通に業務で書いているようなコードの質問だったのでなんとか答えることができました。
正直答えられなかったものもあったのですが、
それはここまではこうなるっていう事はわかりますが、ここから先はわかりませんとはっきり言いました。
あとうち2社は面接中にライブコーディングを依頼されました。
このタイプも初めてでしたね。
ですが思ったほど緊張はしませんでした。むしろ「おお!これがライブコーディングか!」という感動がなぜかありました。😁
緊張しなかったのは選考だというのもありますね。
別にリリースされるわけではないし、このコードが世の中の誰かに影響するものではないし。完全に書き捨てだし。
選考だから緊張するという人もいると思いますが、私はそうではなかったです。
やっぱり普段書き慣れていることはすらすらかけるし、あんまり考えたことないものは手が止まってしまいました。
個人的には、こういった面接を受けることによって、今の自分の実力がどれくらいなのかを知りたかったので、
転職活動してよかったです。
これをやるために別に転職する気がなくても転職活動をしても良いと思ったくらいです。
私の場合、転職活動の目的は、転職先を探すことだけではなく、
転職できる実力があるかこの2年間の腕試しでもあったので、
目標の1つはここで達成されました。
技術面接以外の面接
もちろん技術面接以外の普通の面接もありました。ここで言う普通の面接と言うのは、志望動機を聞かれたり転職理由を聞かれたりといったことです。
私の場合職務経歴書を書いた時点で、なぜ転職したいのかははっきりしていたのでしゃべる練習をする位でしたが
各企業に入りたい理由を聞かれたときに多少の企業分析や業界分析それを自分の志望動機と紐付けるといったことが必要だと思ったので、
多少の対策をしました。
よくある質問ですが
などここら辺は企業に応じて考えました。
正直ここら辺は就職活動の時にやっていた事とあまり変わりはありません。
と同時に正答はないので、これを聞いて納得感があるかどうかと言う所には意識をしながら考えはしました。
ただなんといっても答えがないので考えるのにとっても時間がかかりましたし、技術的なスキルチェックよりもこちらの方が考えるのが大変でした。。
落ちたところの原因の半分はここが弱かったせいだと思ってます。
あとは逆質問でしょうか。
採用者の企業にとっては、どれだけ自社に興味があるのか、
応募者の自分にとっては、その企業が自分の志向にあっているかを判断する材料になるため、重要だと思っています。
初めの面接のうちは、質問がたくさんあるので良いですが、
最後の方に行くにつれ、だんだん質問がなくなるんだよなーと思っていました。
でも途中から、毎回誰でも答えられることを聞くんじゃなくて、面接官のポジションやロールに合わせた質問をすればいいじゃんと気づきました。
(気づくのおそ・・・)
よかったこと
どこもオンライン面接だったこと
これは就活の時とは違う状況でした。
私は如何せんわかりやすく喋るのが苦手です・・・
その私にとってオフラインでメモもなく回答するのは、結構苦痛でした。
いや、それくらいすぐ答えられるようにしておけよという人もいるかもしれないし、
その場でどのくらい答えられるかを試したい企業もあるかもしれないし、
色々ご意見あるとは思います。
ただ大学生の就活時代から思っていたことがあります。
面接官は思いっきりPC持ってきて喋るんだから、自社のPRする時もメモを見放題、取り放題なのに、
どうして受ける側は何もなしで喋ったり聞いたりしないといけないのかと。
いや面接官は応募者を選別する側じゃんと思うかもしれないですが、
応募者側だって企業を選別する立場だからメモ取りたいじゃんと思いまして。記憶力の審査でもしているんでしょうか。
どうしてこんな不平等な環境で選考を受けねばならんのか謎、といつも思っていました。
いや私がダメだと思い込んでただけで実はPC持ってきたりしてもいいのかな。今度オフライン面接があったらやるか。
なんか言われてもいくらでも反論できる自信ある。
大学生という働いたことない人だったので、立場の違いに私がヒヨってただけなのかもしれん。
これに限らずですが、採用の現場はヒヨコには常に謎でいっぱいです。🤯
諸々ブラックボックスで何を意図しているのかよくわからないのです。
就活時代から含めて30社以上企業の選考を受けてきましたが、採用の現場で疑問が発生しなかった企業は片手で数える程です。
(意図してブラックボックスにしてる企業もありそうなので一概に責める気はありませんが。。)
だからこそ採用する側はなぜそういう行動をとるのか知りたく、いつかなんらかの形で関わってみたいです。
当時の不満が爆発してここまで書いてしまいましたが、
今回はオンラインだったのでそこは不満なく進めることができました。逆質問でお聞きしたことはばっちりメモしてます。
オンライン万歳。🙌
経歴の棚卸ができた
普段からやっておくべきでしたが、自分の4年間の経歴を振り返るというのはとても良い機会でした。
次からは焦って転職間近になって棚卸しするのではなく、
定期的に振り返っておこうと思います。
そのためにも、気軽に経歴書を更新できるように何か仕組みを考えたいな。
自分がどの位置にいるか知れた
自分が今、IT業界でどのような位置付けに捉えられるのか、私の今のレベルはどの程度なのか、
それをなんとなく知ることができました。
ちょっと嬉しかったのは、前述したコーディングWebテスト・課題・技術面接で落ちた企業が少なかったことです。
とまあ結果だけ見ると上出来なように見えますが、満点の答えをできていたかというと全くそうではなく、
普通に答えに詰まったり、普通にわかりません!と答えたりしてました。。💦
即戦力として技術力を重視する企業さんの中には「まだ経験不足」と言われて落ちた企業さんもありました。
そこは本当にぐうの音も出ないというか、おっしゃる通りで、
もっと頑張ります!と自分を奮い立たせてくれました。
でも2年前の私は、確実に何がわからないかもわかりません、何を質問されているかもわかりませんん状態でした。
今回は答えは満点じゃなかったとしても、パスしたという結果がついてきたのが個人的に嬉しかったです。
意外だったのは、入社1、2年目の経験とはいえ、ITコンサルタント時代(世間一般にはSE。色んな呼び方があるので各々の定義の話はしないが現職はこうだった。)の経験は結構生かされているらしいことでした。
選考に落ちたとしても受かったとしても、その結果によって自分の位置が知れたので、転職活動自体を行って本当によかったです。
自分の現時点のレベルを知ることが目的の1つだったことで、
大学自体の就活時のような苦しさはなく、結果がなんであっても当時ほどは一喜一憂することなく、進められました。
まあそれでも落ちたらその日の仕事のやる気が目に見えて失われていましたし、受かったら受かったで一日好きなものを食べまくる程度には喜んでました。笑😅
憧れの企業のエンジニアからレビューがもらえた
前述したことではあるのですが、これも転職活動してよかったことです。
毎日コードを書くとき悩んでしかいないので、
ちょっとしたことでもレビューがもらえると大変嬉しいです。🤗
カイゼンしていくことに成長ややりがいを感じるので、
そういう機会がないと目に見えてやる気が失われていくヒヨコです。
苦労したこと
転職活動する前は、スキルや経験面で、本当に転職できるだけの実力があるのか
という不安の方が大きかったのですが、予想外な苦労もありました。
現職との両立
現職を辞めて転職活動に専念する気合いまではなかったので、
現職と並行して活動していました。
これは想像していたよりも大変でしたね。
私の今の職場は、とても忙しい時期だったのでたまに休日も仕事があったり、夜遅くまで仕事があったりしました。
そんな中で
平日の夜は面接、休日はコーディングテストや課題に取り組むといった日々を過ごしました。🏃♀️
元の会社がスーパーフレックスで、コアタイムなどもないのが幸いでしたが。多分。
今回私の思考としては、私を雇ってくれる企業なんてそうそうないのだからたくさん数打たなければいけないと言う思いでした。
なのでエージェントさんを利用させていただきながら、10ポジションほど受けたのですが、
同じ時期に一気に申し込んだので、やっぱり準備が大変でした。
同時期にこんなに受けるべきではなかったなというのがちょっとした後悔ですが、
あまり時期をずらしてももし内定が早い時期に出たとしたらその企業が待ってくれる期間が長くなってしまうので、そこは悩みどころだなぁとも思います。
なので結果的には気になる企業さんを一気に受けたのは良かったかもしれないです。
正直ここは次回もうちょっと考えて動いて良いかな。
経歴の棚卸
前述したように、かなり苦労しました。
直近の業務については記憶も新しいですが、
1年以上前ともなると、何をやっていたかは思い出せても、
何に苦労した、何にぶち当たった、どんな人たちと仕事をしていた、というようなことの記憶は薄れがちです。
そういうところを面接で深掘りされるので、思い出しておく必要があったのですが、なかなか思い出せず、
やっと経歴書が完成しても面接で深掘りされた時に答えに詰まったりしました。
そういうわけで、自分の経歴などやってきたことはこういう機会で焦って思い出すのではなく
やっている時に逐一記録すべきだと実感しました。
年収の伝え方
ここは確実に失敗したというか、単純に知識不足だったのですが、
希望年収と現年収を聞かれる時に毎回手取りで答えていました・・・
どこも額面を聞いています。
こんなこと間違うやついるか、と思われるかも知れないですが、
いました!ここに・・・(自慢できることではない…)
いつも手取りしか気にしていなかったので、それを答えてしまってました。
だって自分の生活において金額を考えるとき、手取りを元に考えないと
生活破綻しますよね…?100万レベルで違うじゃないですか。
という言い訳をしても一般常識的には、額面でした。はい。
あえて手取りを教えてと言ってこなければ、額面です。総支給額です。gross incomeです。net incomeじゃないです。
お間違えなきよう・・・
なぜここに入りたいのかを考える
これを面接で聞かれる企業は多いと思います。
なんですけど、個人的にはこれを考えるのは苦手でした。
志望動機自体はもちろんあるのですが、「なぜX社ではなくうちなの?」のような差別化する質問に答えるのは特に苦手でした。
その会社自体が好きで受けている場合はもちろん答えられますが、
ぶっちゃけそうじゃない場合もあるじゃないですか。
採用面接ではみんなきれいなこと言いますが、
実際中入ってみて色々聞くと、給料が・・・最後にやっと内定もらったのがここで・・・みたいな人もいますよね。
それが現実ですよね。
みんながみんなその会社に全てを捧げるつもりで仕事しているわけではないですし、いくら入りたい企業があっても結局内定をもらえたところにしか入れないのだし。
それに会社自体がなぜどこに向かっているかは興味がなくても、
自分が今やっていることに満足していて、十分貢献できている人もいるじゃないですか。
じゃあその人たちはその会社自体が好きではないから、採用すべきではないのかっていうと、それは違うんじゃない?と思います。
面接の場というのは、いかにその会社が好きかを相手に魅力的に魅せる場なのかなと転職活動半ばから思ってきたレベルです。
そういう能力を見たいならいいですが。
ただ一方で、本当にその会社自体に魅力を感じている人もいるわけで、
企業としてはそういう人を率先して採りたいという思いは少なからずあるでしょう。
他社との差別化ポイントを聞くことで、業界自体や自社についてどれだけ知っているかという理解度を測りたいという思いもありそうです。
ただそうじゃない人も全然いると思うし、それが悪いわけでもない気がするけどな。とも思う次第です。
志望動機を聞くこと自体は全然いいと思うのですが、
「なぜX社ではなくうち?」という質問は企業側から聞くのではなく、応募者が言いたいならいえばいいと思うのですよね。
私が言ってることおかしいかな?🤔
もちろんその会社自体が好きという人だけを取りたいのであれば、いいと思いますけども。
この質問をされるたびに「この質問する意味って一体・・・」と思ってしまいます。
ってまあ採用関わったことないので、あくまで全て推測なのですが。
英語面接
今回人生で初めて、英語面接を受けました。
分類するほどでもないですが、以下2パターンがありどちらも初めてでした。
私は英語は大好きです。がその思いに反して実力が伴っておりません。
まず喋るのはそこまで得意ではありません。読むことは問題なくできます。書くのはビジネス英語だいぶ怪しいけどできなくはないです。聞くのは早くなく訛りなければ分かります。複数人が喋っているのを聞くのは苦手です。
というわけなので、とりあえずよくある質問に対しての回答スクリプトを用意しました。
以下のOxford Online Englishの動画がとても参考になりました。
ただここで言ってることは日本語の回答でも聞く話が多かったので、
次回の転職活動の時も見たいと思います。
よく聞かれる質問に対しては回答があったので良かったですが
それ以外はなしで英語面接を受けたわけなので、
結果は、、まあ散々でした!😇
でも「いつか英語面接を受けてみたい」と思っていたので、
その希望は叶いました!
おそらく面接官が私が理解しやすいように、ゆっくり話してくれたのもあり、8割ほどは理解できました。
が、相手に伝えるのはボロボロでした・・・
特に設計まわりのことを聞かれた時、疎結合だとか、抽象だとか具体、とかそういう単語を使いたかったのですが、
そもそも英単語がわからず・・・
ライブコーディングではコードを書けばやりたいことは伝わっていましたが、
口頭での説明は伝わっていたか怪しいですね・・・
面接というか、英語もっとがんばりましょう。となりました。
いい経験にはなりました。
退職日/入社日の調整
ここで苦労するとは正直思ってませんでした。
内定をもらうことが最も大変だと思っていたのですが、私は違いました。
これが一番大変でした。
もちろん全く想定していなかったわけではなかったのですが、
現職の案件が 🔥 してて、しかも古株メンバーだったので、大変でした。
詳細は書きませんが、退職日/入社日は1ヶ月くらい余裕持った日にちで調整すべきでした。
次の私ほんと気をつけて!お願い。
運命の結果発表
年末年始の格付け的な言い方にしてみました。格付けが好きなので。笑
転職活動の結果としては以下のような形になりました。
落ちたところは、
技術力が断然足りなかったか、他ではなくそこに入りたい理由が薄かったところですね。(事実薄かったのでそれが見抜かれた感じ)
どちらも直前に対策してどうにかなる話ではなかったので、仕方なしです。
大学生の時に行っていた就職活動と比べると、想像以上にスイスイ選考が進みました。
というのも就職活動は本当に苦労したのです。
当時は今と違って何がやりたいかもよくわからなかった中、
それでも志望動機や就職したい理由を聞かれるので、自分の今までの大学生活の中から絞り出しながら志望動機を作っていたからです。
やりたいことが明確な人ほど、就職活動で強いものはないと思っていたので、今の私のこの状態で受かる企業はあるのかと本当に心配でした。
ただ別に大学院に行くわけでもニートになりたいわけでもなかったので、仕事は決めなければいけませんでした。
というわけで私がとった戦略は業界だけ決めてとにかく数を打ちまくる、でした。
なので就職活動中に受けた企業数はおそらく30ほどです。
私の周りの知り合いの中では最も受けた企業数が多かったです。
幸いなことに複数社から内定が出てそこから選ぶことができたわけなのですが、まともに働いたこともインターン経験もない大学生が就活をするというのはとっても精神的負担が大きく、何度も悩んだものでした。
そういう状況から比べて今回のはじめての転職活動はとてもスムーズでした。
ただそれもこれも、
今回は就職活動していた時と比べて転職したい理由や何をしたいかがとてもはっきりしていたこと、
大学生時代と比べると実力がついたこと(まあ4年も社会人やってりゃね…)
が要因ですかね。
就活の時に思っていたやりたいことがある人は強い、と言うのは本当だったことが証明されました。🙌
この記事を書いてみての感想
完全に私事の記事ではありましたが、自分の記録として書いておいてよかったと思っています。
大学時代の就職活動はあらゆる手を使ったのですが(黒い手は使ってないですよ笑)
その時の記録を全く残しておらず、とても後悔しました。
なので、今回はそれを生かして残しておこうと思った次第です。
ここまで書いてきてつくづく思いますが、
この文章を例え自分一人しか読まないとしても、こういう風に誰かに読まれることを意識して書いておくのは良いですね。
ただ箇条書きにしてメモっとくより、断然わかりやすい。
そしてもしここまで読んで下さった方がいるのなら、ありがとうございます。🤗
まだまだ実力不足な現在ですが、それでも私を頼ってくれた現職、
そしてこんな私でも新たな機会を提供してくれる新しい会社に感謝です。🌸
これからも精進します。
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