【アイデアの力】ライブハウスと秋元康さんの力。アイデアをあきらめてはいけない。
記憶に深く残るのは大ホールよりもライブハウス。アーティストの近さ、音の近さ、楽器との近さ、歌との近さ、ライブハウスはやはり希少で貴重なものだと思います。個人的にも神戸チキンジョージが与えてくれたものは今も大きく鮮明に心に残っています(がんばっていただきたい)。コロナの影響でこうしたライブハウスであったり音楽の姿がどのように変わっていくのかわかりませんが、傷ついた分だけ、それ以上に、たぶんこれまでよりももっと良い方向に音楽や歌が向かっていくことだけは予感として感じるものがあります。
そういえば秋元康さんも、音楽コンテンツのビジネスが難しいと言われる時代に、アーティストやスタッフの方達と共に、考えられないような価値と形を作ってこられましたけど、どのような人にもアイデアという未知数のものが身体のどこかに常に潜んでいて、どこでどう化けるかはわからないものだと思います。とにかくどれだけ手段が無いように見えるものであっても最後の最後までアイデアを可能性をあきらめてはいけないものだと思います。アイデアは一瞬で不幸を違う形に変えてしまうこともできます、その力を確かに持っているものですから。
いい曲ですね。さすが乃木坂。
アナスターシャ
作詞:秋元 康 作曲:中村泰輔
岬の先を
ロシアの貨物が
ゆっくりと通り過ぎてく
そのコンテナに
何を乗せるのか?
夢はどこへ向かうのだろう
その上空を旋回してる
たった一羽の渡り鳥よ
何度 陽が沈み 何度昇れば
遥か彼方の大陸に辿り着く?
ごめん アナスターシャ
約束を守れずに…
あの夜の僕には
勇気がなかった
ごめん アナスターシャ
君はまだ若すぎて
止められなかった
愛すことのその重さ
背負えなかった僕さ
僕の教科書に
走り書きをされた
知らない街のアドレス
もし逸(はぐ)れたら
ここで会おうと
君は未来信じていたんだね
今 この手にはチケットがある
国境越えたリグレットよ
何度 夢を見て 何度覚めれば
胸の痛みは跡形さえなくなるの?
いつか アナスターシャ
悲しみを訪ねよう
目に浮かぶ面影
心の迷路を…
いつか アナスターシャ
埋められぬ過ちの
傷口辿(たど)って
愛されてたその意味に
苦しむべきだと思う
ごめん アナスターシャ
約束を守れずに…
あの夜の僕には
勇気がなかった
ごめん アナスターシャ
君はまだ若すぎて
止められなかった
愛すことのその重さ
背負えなかった僕さ