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【The Guardian】The Guardian view on cinema closures: the importance of going out

 『The Guardian view on cinema closures: the importance of going out』
担当:はぴはぴとまと

【日本語概要】
 コロナウィルスの影響で、多くの店が閉鎖を迫られた。そして、飲食店や映画館など娯楽施設などのサービス業の停止は、そこで働く多くの人間の雇用を奪った。
元来、人々は脱物質主義的になり、つまり小売店よりも飲食店や娯楽施設における体験をする場が重視されると見込まれていた。確かにアマゾンなどの台頭もあり、近年、これらの傾向は強まっていた。しかし、観光客などに依存していたロンドンの未来は今や明るくはない。ただ、スーパーマーケットの数社は新規労働者を募集するなど、雇用市場には光が差しつつもある。
 コロナウィルスによって人々が家で過ごす時間を増やした結果、その現状はより私的なものとなり、公には見えにくくなった。社会と断絶されたような生活の終わりと、外食や映画などを友人と楽しむ世界は未だ「すぐ」ではない。

【感想】
 肌感覚では、日本はコロナ以前に戻りつつあると思っています。例えば外食もしますし、映画も観ます。最近はGOTOキャンペーンなどもあって、寧ろ社会活動が活発化されているような印象すら受けます。これは国によってそこまで違うものなのでしょうか、それとも人によっての受け取り方の違いによるものなのでしょうか…。

【その他の記事】
1『【BBC】US election 2020: Who do Russia, China and Iran want to win?』
 米国の情報機関では表題に関する疑問が絶えず、実際、それぞれの国は様々な手段を用いて今回の選挙に介入してくると予想されている。ロシアは(互いに)バイデン氏を敵視しており、一方で中国は彼を支持しており、イランはトランプ氏に厳しい態度を取られてきた経緯があるためにバイデン氏に対しての方がより肯定的であると考えられる。

2『The biggest threat to the BBC's independence is the corporation itself』
 BBCの公平性について疑問を持っている。個々の記者が中立的であろうとしていても、政治権力や富がそれを阻害している。特に影響力のある資本家を抱える報道会社では、上に合わせてニュースを作ったり、逆に特定の情報を排除したり、といったことは日常的だが、私は未だBBCを救いたいと思っているのである。

3『‘A weird liberation’: why women are exposing the wild truth about midlife and menopause』
 YouTubeに上げられたとあるワンシーン―女性らがマティーニを片手に閉経の最悪さと最高さを語っている―が50万回以上も再生され、話題を呼んでいる。更年期なども含めた女性の人生を取り上げられることが、未だかつてあっただろうか。

4『US game theory specialists win Nobel prize in economics』
 Paul R Milgrom氏とRobert B Wilson氏は、オークション理論の改善と新たなオークション形式の発明についての数式モデルで、ノーベル経済学賞を受賞した。これはゲーム理論の一つであり、オークションにおいて取引を公正に管理し入札者を守るためのものである。

5『Peru opens Machu Picchu ruins for one tourist』
 コロナウィルスの影響で7カ月間にわたる足止めを食らった一人の日本人旅行者のために、マチュピチュが開放された。ペルーはコロナウィルスによる致死率が世界的に見ても高く、移動制限が敷かれていたが、制限が緩和されてその旅行者の帰国が可能となった折に、国は彼の夢を特別に叶えることとした。

6『BTS faces China backlash over Korean war comments』
 K-POPグループのBTSが、「韓国と米国は歴史の痛みを共有している」と発言したことで、中国から批判を受けている。朝鮮戦争の際の中国の行動を非難するものとして捉えられたためであり、これを発端としてSNSを中心にBTSの当国における今後の活動の拒否や、関連製品の不買運動などが呼び掛けられている。

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