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【The Guardian】Japan wins war on plastic, but shoplifters bag hidden spoils①

『Japan wins war on plastic, but shoplifters bag hidden spoils』
担当:K

【日本語概要】
 日本では海洋汚染対策として消費者のビニール袋への依存に対する策を実施したが、万引きの増加という予期せぬ問題も引き起こした。日本では7月よりレジ袋の有料化が導入され、買い物客は再利用可能なバッグを使用することが推奨された。スーパーマーケットやコンビニなどのチェーン店は、客が買い物の習慣をすぐに変えたためにビニール袋の使用が劇的に減少したと報告されているが、万引きのためにレジ袋有料キャンペーンが悪用されているとも報告されている。報道によると、店内では買い物かごの使用が推奨されているが、一部の客は自分のバッグに商品を入れているために、店員が万引きを見つけるのが難しくなっている。
 東京のスーパーでは約8割の客がマイバッグを持参し始め、国内3大コンビニでも同様の傾向を報告しており、料金が導入された7月に客の75パーセントがビニール袋を断ったとしている。一方で、万引きの増加や買い物かごの持ち帰りなどに対するセキュリティ費用で店は予想外の支出に直面した。これを受けて非営利団体はレジ清算が終わるまで、マイバッグをたたむなどといった買い物エチケットについてのポスターを作成した。軽微な犯罪が増加しているにもかかわらず、アメリカに次ぐ世界2位の一人当たりビニール袋の使用者のいる日本では、年間300億枚のビニール袋が消費者にわたっているとしている。

【他の記事】
1『UK government looks into reducing 14-day quarantine for arrivals』
 イギリスでは、海外から到着する人々への14日間の検疫の緩和に向けた海外旅行タスクフォースを立ち上げた。運輸大臣と保健大臣が率いるこの組織は旅行会社や民間の試験会社、科学者と協力し11月上旬までに首相に勧告を出す。14日間の自己隔離から条件が緩和されることで、旅行人材の回復の一助になるとしている。

2『Airport Covid testing could start within weeks, says Heathrow chief』
 イギリスに到着する乗客の検査が数週間以内に開始され、11月末までにニューヨークロンドン線が開通する可能性があるとしている。この試験では、リスクの高い国から到着する人に対し、出発前と到着後5~7日で検査を受ける。スカイスキャナーの調査によるとこの試験が実施された場合、旅行者の84パーセントが旅行する可能性が高くなるとしている。

3『Drones, fever goggles, arrests: millions in Asia face 'extreme' Covid surveillance』
 コロナウイルスの流行中に導入された徹底的な監視措置は、アジア全体の権威主義体制に抑えられない権力を与え、人権専門家は警告しています。今日の報告書で、リスクアナリストは、コロナウイルスに取り組むためにもたらされた極端な対策と権限が地域全体の政府の恒久的な特徴となり、何百万もの人々の権利とプライバシーに影響を与える可能性があると警告している。

4『Kim Jong-un sheds tears as he delivers rare apology to North Korea over failings』
 北朝鮮の指導者である金正恩は、コロナウイルスの発生によって悪化した激動の時代を乗り越えて国を導けなかったことについて、まれな謝罪を表明し、涙を流した。この演説には「重大な挑戦」、「数え切れないほどの試練」、「前例のない災害」などの不吉な言葉がちりばめられていた。統一研究院の北朝鮮部長であるホンミン氏は、コリアタイムスに、なぜそんな時に涙を流したのかを見極めることが重要だと語り、リーダーシップに多くのプレッシャーを感じているのを感じることができるとしている。

5『Farmers hope Lords will strengthen UK food safety standards』
 農民と農業運動家は、貴族院に、食品の安全と動物福祉の保護を強化するために政府の農業法案に土壇場で変更を加えることを望んでいる。イギリスの農業法案をEU並みの基準を設け、利益の維持と食の安全さらに公衆衛生と地球環境を守るべく運動家が主張している。


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