イギリス大学院合格のための志望動機の書き方

こんにちは!ゆーたです。今回はイギリス大学院留学のための志望動機書についてです!Personal Statement や Statement of Purpose と呼ばれ、重要な出願書類です!

※注意※
開発学系の大学に関する情報になります。全ての専攻に当てはまるとは限りませんので、参考程度にしていただければと思います。また、筆者の開発学系の大学院受験の経験から書いているため、全てが正しいとも限りません。ご理解をよろしくお願い致します。

何を書く?

目的は合格することです。そのため、「自分がその大学院に相応しいか、入学するべき生徒であるか」について示す必要があります。正直なところ、大学によって記載する内容は少しずつ異なります。しかし、基本的には、「過去」(勉強や実務経験)、「現在」(修士課程で学びたいこと)、「未来」(卒業後のキャリア)の枠組みで書いていきます。この後詳しく説明していきます。

過去: 何をしてきたか

ここが一番大事だと思います。他の受験者との差別化をしやすく、ユニークな志望動機書にすることができるためです。人によって異なりますが、僕の場合、「勉強してきたこと」と「現場経験」を書きました。

まずは、「何を勉強したきたか」です。修士課程は研究&勉強する場なので、欠かすことはできません。僕の場合、ゼミで学んだことや卒論で研究したことなどを書きました。また、卒論で使用した研究方法や理論などを含みつつ、具体的に踏み込んで書きました。「Aということを学んできたので、さらに修士課程で突き詰めたい」は修士課程に進学する理由にも繋がると思います。「A=勉強してきたこと」をしっかり書くことは大切です!

また、応募する学位に関連するセミナーや授業を受講したならば、書いて良いと思います。僕も書きましたが、そのセミナーを受けて、何を考えたのかまで述べ、自分の考えを示すことが大事です。

成績証明書も提出しますが、コース名や成績からだけでは何を学んだのかは伝わりにくいです。せっかく勉強したことが伝わらないなんてもったいない。例えば、ゼミはSeminarと表記されていたりするので、具体的に学んだことが相手に伝わりません。そのため、具体的に書く必要性があると思います。

に、「ボランティア、インターン、実務経験」についてです。こちらも具体的に記述しました。気をつけた点として、できなかったことやミスをしたことは書かないことです。というのも、志望動機書は、自分を大学に売り込む場なので、良いことを書くべきです。ただ、「疑問に思った→だから、修士課程で学びたい」の文脈は大丈夫だと思います。僕の場合、「NGOでのボランティア活動で得た問題意識を解決するために、修士課程で理論を学びたい」という文脈を使用しました。
また、「何をしたか」だけでなく、「何を考えたのか」まで踏み込んで書くことで、自分の考えを示しやすいと思います。

僕の場合、これら2つの内容で、全体の6〜7割ほど書きました。過去のバックグラウンドから「なぜ今修士課程が必要なのか」ということを関連されることを意識しました

現在: なぜ修士課程?なぜその大学?

「なぜその大学である必要があるのか?」例えば、教わりたい先生や開講されている授業について書きました。そして、その授業で学べることがどのように自分自身が持つ問題意識の解決に役立ち、また、どのように将来のキャリアに生きてくるのかなども書きました。正直、Personal statementは自分自身のことを書いた方が差別化できるので、ここでは差がつきにくいのかなぁと思います。

未来: 卒業後について

遠慮することなく、夢を描きます。(もちろん、取得したい修士号とあまりに掛け離れた仕事は書けませんが。。。) 正直、受かる志望動機を述べることも大事なのかなぁと思います。。。修士課程で視野が広がれば、進路選択も変化するでしょうし。。。
専攻のHPに卒業生の進路や期待される進路などが書いてあるので、参考にするのも良いかと思います。

注意したこと

「ユニークであること」です。多くの志望動機書が世界中から集まる中で、埋もれてしまわないために。具体的なことを書いて、オリジナル性があるように心掛けました。一般的な内容は極力避けました。

「伝わりやすいこと」です。身の回りの人に読んでもらい、フィードバックを貰うようにしました。大学の同期や先生など。審査の段階において、誰が読むのか分からないため、誰にでも伝わることを意識しました。

「ポジティブであること」です。志望動機書は自分を売り込む場なので、良いことを書くべきです。

最後に、文法やスペルのミスはご法度です。大学のネイティブの先生のチェックに加えて、有料の英文添削も利用しました。


以上、志望動機書の書き方でした。コメントや感想をお待ちしています!


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