【今日からダイエットする人へ】ダイエットと減量の違い
ダイエットと減量。
ほぼ同じような意味で使われますが、個人的にはまったく違うものだと感じています。
今回は今日からダイエットしようと思っている人のために、ダイエットと減量の違いについて解説。
ダイエットと減量の微妙なニュアンスの違いを理解することで、
自分に合わせたアプローチを知ることができる
できるだけ負担は少なくして効果を最大化できる
ことにつながります。
ダイエットと減量の定義
ダイエットと減量は、
できるだけ筋肉を維持、向上させつつ、
体脂肪を落としていく
という点では同じです。
ですが、個人的には明確な違いがあるものと感じます。
個人的に思うダイエットと減量の定義は
減量〜コンテスト(ボディビルなど)に向けたもの
ダイエット〜それ以外
です。
今回はこの定義で話を進めていきます。
非常に似てるダイエットと減量ですが、2つの要素から違いがあると考えています。
違いは〇〇と〇〇
減量とダイエットの違いは
目標と期限
の2つ。
具体的な違いを表にまとめます。
このように減量とダイエットでは目的と期限が違うため、取り組みにも違いが生まれます。
根本は変わらない
「減量とダイエットでは取り組みが変わる」と言いましたが、根本的な部分は変わりません。
同じ人間ですから、筋肉が増える仕組み、体脂肪が落ちる仕組み自体は同じです。
そのため、あくまで
食事を調整する
筋トレをする
睡眠などで回復を促す
ことが基本になります。
ただ、目標と期限の違いから、どこまでこだわるかが変わります。
具体的な違い
具体的な違いについて、
正確さvs続けやすさ
効果の最大化vs大事なとこだけ
の2つの観点から解説します。
正確さvs続けやすさ
結論から言うと、
減量ではより正確さが必要で、
ダイエットではいかに続けられるか
が大事です。
より細かい要素に分解すると
日々のカロリー計算
高カロリー日(チートデイ)の頻度
停滞時のカロリー調整
などで違いが出ます。
※正確に言うとチートデイは下がった代謝を戻すために行うもの。
この場合の使い方は微妙に違いますが、わかりやすいかと思いこの表現にしました。
実際のイメージは
こんな感じです。
特に減量の終盤では少しの差が大きな違いになってしまいます。
そのため、食べたお米の重さなどをより正確に把握することが必要です。
ですが、長期間続けることを考えると毎回計ることがストレスになり、続けられなくなる可能性もありますよね。
その場合は、だいだいの量で把握して継続することが結果につながりやすくなります。
効果の最大化vs大事なとこだけ
パレートの法則は聞いたことがあるかもしれません。
80:20の法則とも言われ、
「全体の数値の8割は全体を構成する要素のうち2割が生み出している」
というものです。
この法則は身体づくりにおいても当てはまります。
筋肉量を維持、向上させつつ、体脂肪を落としていくためには
カロリー収支とPFCバランス
筋トレ
が超重要。
逆にいうと、これさえできていればある程度の結果は期待できます。
ただ、コンテストに向けた減量の場合だとほぼ限界まで体脂肪を落とすことを狙います。
そのため、最大限の効果を引き出すために
食事のタイミング
サプリメント
有酸素運動
などの細かい要素も状況に合わせて必要です。
まとめ
今回、伝えたかったのは
自分の目標に合わせること
続けやすさが大事
優先順位の高いものに取り組むこと
の3つです。
もちろん、ギリギリまで体脂肪を落として筋肉量を増やしていくには、よりハードなトレーニングや食事の調整が必要になります。
ですが、幹の部分をおろそかにして、枝葉の部分にこだわってしまっている人も多いです。
せっかくの頑張りが結果につながらないのはもったいないですよね…
少しでも理想の身体に近づく人が増えてくれると嬉しいです。
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