子育て中に救われた忘れられない絵本8選
子育てをしてよかったと思うことのひとつが、素敵な絵本にたくさん出会えたことだ。
子育ては想像をはるかに超えて大変だったけれど、絵本のおかげで楽しい時間を過ごせたことが何度もあった。子どもを寝かしつけるときも、よく絵本に助けてもらった。もはや絵本のない子育ては考えられない。
親子で繰り返し読んだ忘れられない絵本を紹介したい。
「バムとケロ」シリーズ(島田ゆか著)
しっかり者のバムと、いたずら好きなケロちゃんとのやりとりが楽しい絵本。細部までこだわったかわいい絵は大人も子どもも夢中になる。パンケーキを焼いたり、お買い物に出かけたり、空の旅へ出たり、新しいお友達ができたり…。毎回、予想外の展開から目が離せない。
『お月さまってどんなあじ?』(マイケル・グレイニエツ著)
「お月さまってどんな味なんだろう」小さなカメはお月さまをかじろうと決心し、山のてっぺんまで登ったものの、お月さまには届かない。そこで、動物たちが積み重なり、ついにネズミがお月さまにかじりつく!果たしてその味は…?子どもの想像力が膨らむ、夢のある絵本。
『ねむいねむいの本』(ジュディー ヒンドレイ著)
寝る前の読み聞かせに最適な本。「おやすみのじゅんびはできたかな」「ぽよよーん ふわわーん」読んでいると大人もふわふわと心地良くなり、眠くなってしまうほど。楽しい気持ちで眠りについて、素敵な夢が見られそう。
『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』(さいとうしのぶ著)
「あっちゃん あがつく あいすくりーむ、いっちゃん いがつく いちごじゃむ」”あ”から始まり濁音、半濁音も含めて69音すべての食べ物が登場する。手足が生えたアイスクリームやエビフライなど、イラストもかわいらしい。
『さむがりやのサンタ』(レイモンド・ブリッグズ著)
「やれやれ、またクリスマスか」愚痴をこぼしながら、町の子ども達にプレゼントを配るサンタクロース。仕事を終えるとビールを飲む。「サンタクロースは寒がりで面倒くさがりだったの?」と驚きつつも、人間味あふれるサンタクロースに親しみを覚える絵本。
『急行「北極号」』(クリス・ヴァン・オールズバーグ著)
クリスマスの前夜、サンタクロースを待つ少年のもとにあらわれたのは、白い蒸気に包まれた汽車、急行「北極号」。サンタクロースを信じる子どもだけが体験する幻想的な旅を、美しい絵とともに描いている。訳は村上春樹さん。
『ジャムつきパンとフランシス』(ラッセル・ホーバン 著)
フランシスはジャムつきパンばかりを食べて、他のものを食べようとしない。そんなフランシスに対し、お母さんはある作戦を実行する…。フランシスに対する両親の愛情があたたかい。子どもの偏食に悩んだときに読み聞かせるのも良さそう。
『おたすけこびと』(なかがわちひろ著)
キッチンにやってきたのはたくさんの小人たちと、ショベルカーやブルドーザーなどの働く車。小人たちと車は、バター、小麦粉、砂糖を混ぜて、何を作るの?とっておきの結末までわくわくしながら読める絵本。
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