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仏教とミニマリズム

こんにちは!整理収納アドバイザーの神山ちかこと申します!
今日は片付けのやり方ではなく、”考え方”方向に全開フルパワーなので
・仏教に興味のある方
・ミニマリストに興味のある方
におすすめの記事となります!
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m



私はたまに「ミニマリズム※は宗教のようだ!」という意見を聞きます。

※この記事でお話しするミニマリズムとは、芸術的な表現のスタイルではなく、持ち物を最小限に減らし生活を豊かにする生活スタイルのこと

「ハマったら人に勧めたくなる」ところとか

「より良く生きるための教え」という点では同じですよね。

ここでは仏教とミニマリズムを織り交ぜた話をしていきます。


仏教の教えにある"有無同然"


有無同然とは
「なければないで欲しくなり、あればあったでもっと欲しくなる
いつまでも満たされない苦しみ」のこと


服を買いまくっていた学生時代の私はこれでした。
バイト代が入ったら服を買う。みたいな…笑

そのとき、「20万円あったら何がしたいか」という問いに
「20万円分の服が欲しい」って言ったんですよね

今思うと冷静にやばいです笑


おそらくそれを買ったとして満足できず
「20万円分じゃ満足できないんだ!やっぱ100万円分欲しい〜」
などと言っていてたと思います。泣

まさしく「服がなければないで欲しくなり、あればあったでもっと欲しくなる
いつまでも満たされない苦しみ」

有無同然でした。笑

でも服に限らず、バック、靴、観葉植物、調味料などなど
わかっていただける方も多いかなと思います(;v;)



ミニマリズムの教え ”足るを知る”


足るを知るとは
「何事に対しても満足するという意識を持つことで精神的に豊かになり
幸せな気持ちで生きていける」という考え方

「ああ、まあ、このくらいで満足かな〜」と現状に満足する意識を持つことで
有無同然の苦しみの鎮静剤になるんじゃないかと思います。


私は「足るを知る」を 「諦めの幸せ」論もしくは

「これがいい」ではなく 「これでいいのだ」論と 呼んでいます。笑笑

本当は、「これがいい」があれば絶対にそれが良いのですが
すぐにないときに苦しむので「これでいいのだ!」と、「諦めの幸せ」を体得することも大事だよな〜と…

言葉はカチカチですが、ゆる〜く考えています。

ゆるくてもこれでいいのだ!笑


楽しい補足


1、これでいいのだ論はリフォーム営業時代に確立させました。笑笑
金額も機能も多種多様なキッチンで迷われるお客様
「う〜ん、まあ、これでいいか〜」

実はこの「これでいいか」が出たら商品の話はやめて工事や契約の話をすると成約率が上がるというルールがありまして、
絶対にそこから「こっちのこれも…」なんて言ったらいけません。
なんだかやる気のない言葉のように思えて、ある意味決意をしたタイミングなのだそうです。


2、ミニマリズムは有無同然の鎮静剤
と、表現した理由は
つい先日、洋服選びを数年ぶりに失敗したからです。

かなりショックだったんです。
だって結構な量
洋服2点とバック2点…

今思えば何年も必要になってから!お店に行って買っていたのに
あの時はフラッと旦那とウィンドウショッピングしている時に
買ったから…

あの日に戻って買うのをやめたい!!

でもこれで、わかったことは

自分はまだ服を買うのが好きということ

もはや持病みたいなもので油断すると再発します笑

「もう自分は必要なものしか買わない買い物上手だ!」と思ってました。

「やっぱり有無同然には打ち勝つことが不可能だ」と心から思ったので
鎮静剤という表現にしました。笑

3、私は無宗派です。
ただの片付けオタク、ミニマリズムオタクです。



今日はここまで最後までお付き合い頂き誠にありがとうございます^^!

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