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SDGsも餅は餅屋

私は妄信する。
スーパーで買い物をするときに、ネットで買い物をするときに。「環境に配慮した商品です。」「サステナブルな商品です。」という言葉を。
私がよく行くスーパーに夥しく陳列されるお惣菜の入っている容器が「石油由来のPET容器からバイオマスPETになりました」らしい。
私がよく買うアパレルブランドが洋服へ使⽤する「素材の8割超がリサイクルまたはサステナブルに調達された素材へ切り替わりました」らしい。

よく調べてみれば、きっと企業WEBサイトなどに説明されているのだろう。PET容器の切り替えが、洋服素材の切り替えが、どのような仕組みでどのように環境に良いのかが。
でも私の力不足でそのすべてを調べ、理解する能力が私にはない。


ただ私は昔からできるだけ、環境に害が無いように生きようとしているつもりである。
それはマナーや一般常識のレベル程度であると理解している。行政の定めるゴミ・資源物の出し方や分別を守る、食べ残しをしない、単に好みでもあるが天然繊維の衣類を着る、などだ。
未来のためにできることがまだまだあるのは百も承知だが、正直現時点での私の意識と知識ではこれが限界であると思っている。

だから私は妄信する。

各企業が自社製品に小さくプリントする「SDGs」のイラストや「環境に配慮しています」という言葉を。
第一次産業、第二次産業、第三次産業。商品やサービスが世に生み出される過程で、その産業で生き、仕事をしている人々が、未来のためにできることを実行している。

私は「餅は餅屋」ということわざを愛している。
産業や業界ごと、商品やサービスごとのSDGsも未来のためにできることも「餅は餅屋」があると信じている。

SDGsや未来のために動いている企業の商品を、サービスを私は妄信し、選択していく。それが私にとって未来のために行っているささやかな活動である。

#未来のためにできること


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