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フォアグラの相場ってどんなもん?? 中欧周遊記 3/n ブダペスト編②

ブダ城から眺めるペスト地区とドナウ川。
川向こう左の建物がハンガリー国会議事堂。セーチェーニ鎖橋の先に見えるのが聖イシュトヴァーン大聖堂。


ブダペスト中央市場

翌日早起きして、ブダペスト中央市場に開場と同時に行ってきました。

外観

ここは観光客だけでなく地元の方も訪れるそう。お目当てはハンガリー名物フォアグラとトカイワイン。レストランで食べるよりも安く手に入ると聞いていたので、ここで買ってホステルで調理すれば安上がりかも、と考えていた。

しかし、事前情報では未加工のフォアグラも売ってるとのことだったが、缶詰しか見当たらない。

バラ肉やソーセージ、サラミがショーケースに
上に積まれている缶詰がフォアグラ(Goose liver)

しかも最低4000円くらいからで、うーん、安いんかなこれ
その後見て回ると未加工のを発見!(写真撮り忘れた)
でも確かそれも約8000円/kgとかで、1kg単位でしか売ってない。
イメージでは未加工のを1,2切れ、2000円くらいで買えるんかと思ってたのに、、
まあフォアグラの相場なんか知らんし、未加工のを少量だけ買うつもりでいたので結局どれも買いませんでした。

お野菜コーナー
地元の市場感がありました

だいぶ悩んだ挙句、店員におすすめを聞きながらサラミとチーズ、ライ麦パンと、トカイワインも忘れずに購入。

ライ麦パンは後ろの棚からでっかいのを取り出してくれました

パンめちゃくちゃ安い。クロワッサン1つ109フォリントというと42円くらい。ハンガリーは日本と同じかちょい物価安かったけど、特にこの市場は安いとこ多かった気がする。

はちみつばあちゃん

一通り見て帰ろうかと思ってたら、入ったばっかりの時は多分まだやってなかったハチミツ屋さんを発見。ハンガリーはハチミツも有名だったよなと思い試食させてもらう。
おばちゃんおすすめのやつがめっちゃ美味かった。透明でサラサラしててクセがない。

もう空

1000円くらいした。今思えばフォアグラケチったくせになかなか高級。
でもほんとに美味しかった。どういう品種か気になったので、写真を撮って生成AIのClaudeに聞いてみた。

 画像を見ると、これはハンガリーの「Tojzan」というブランドのはちみつで、ラベルには「FACÉLIAMEZ」と書かれています。これはハンガリー語でファセリアはちみつ(Phacelia honey)を意味します。
 ファセリアは、和名をはちどりそう(ハチドリソウ)とも呼ばれる植物で、ハンガリーでは養蜂用の蜜源植物として広く栽培されています。このはちみつは淡い色をしており、通常マイルドな味わいが特徴です。
 ラベルには生産者の名前「TOJZAN ZOLTÁN」と内容量「60g」も記載されているようです。
 これはブダペストの中央市場(グレート・マーケット・ホール)で購入されたものでしょうか?ハンガリーの養蜂は伝統があり、様々な種類の単花蜜(特定の花から採取されたはちみつ)が有名です。​​​​​​​​​​​​​​​​

Claude 3.5 Sonnet

すごい。ファセリアはちみつの特徴も聞いてみた。

ファセリアはちみつの主な特徴をご説明します:

味と香り:
- 非常にマイルドで繊細な味わい
- フローラルな香りを持ちますが、強すぎない控えめな香り
- クセがなく、爽やかな甘さが特徴
- 後味がすっきりしている

色と性質:
- 淡い琥珀色から薄い黄金色
- 透明度が高い
- 結晶化がやや遅い傾向にあり、結晶化しても細かな結晶になる
- サラッとした粘度(粘り気が強すぎない)

栄養と効能:
- ビタミンB群やミネラルを含む
- 抗菌作用がある
- 他の濃い味わいのはちみつと比べて、カロリーがやや低め

利用方法:
- 繊細な味わいを活かせる使い方がおすすめ
- 紅茶やハーブティーの甘味料として
- パンやヨーグルトにそのままつけて
- お菓子作りの材料として(味を邪魔しないため)

ファセリアはちみつは、特に初めてはちみつを試す方や、強い味が苦手な方におすすめの種類です。料理やお菓子作りでも使いやすい、汎用性の高いはちみつと言えます。​​​​​​​​​​​​​​​​

Claude 3.5 Sonnet

完全同意!紅茶に入れればよかったのかと少し後悔。

手前の赤いのはパプリカペースト

帰ってきてホステルで早速朝食。パンとサラミがめっちゃ美味しい!!夜ワイン買ってこようと思いました。
あと名物らしいパプリカペーストも買っちゃった。辛くはないんだがめっちゃ塩辛くて強烈な味わい。でも確かにパプリカの味もする。ワインに合うんだろうなとおもた。

トカイワインも飲んでみた。ところどころ酸味を感じるような、果実感のある複雑な甘みがした。アンズっぽい風味。めっちゃ気に入りました。

セーチェーニ温泉

午後からは有名なセーチェーニ温泉へ。この日は7度くらいとそんなに寒くなく、屋外だけどなんとかなるかなと思ってたけどそんなことはなかった。

芋洗いとまでは言わんものの賑わっていました

日本の温泉と違ってぬるいから冬は湯上がりが特に寒い!と聞いていたがその通りで、一度つかってから上がるのには勇気がいった。温泉というよりでっかい温水プールと言った方が適切でしょう。
あと水着を着て湯に浸かるのが慣れない。気持ち的にくつろげないんですよね。
景色は最高だったけどやっぱり日本の温泉が一番。今度来るなら夏がいい(笑)

ブダ城

ドナウ川遊歩道

ドナウ川遊歩道の靴のモニュメント

ここは1日目の夜来た。これらの靴のモニュメントは、第二次世界大戦の悲しい歴史を伝えるものだそう。
ここブダペストのドナウ川のほとりで、多くのユダヤ人らが銃殺され川に死んでいったらしい。その際、靴は高価なものだったので、銃殺される前に靴を脱ぐよう強いられたという。
鉄か銅かでできているので触ればカチカチだったけど(当たり前)見た目はとてもリアルで、見つめているとついさっきまで誰かが履いてたような気さえしてきた。

ブダ城からの夜景

セーチェーニ鎖橋がよく見える角度で

ブダペストはその美しさから「ドナウの真珠」と呼ばれているそう。夜はやっぱり結構冷えたけど、冬の方が空気も澄んでなお美しかったはず。

次回はフォアグラレビュー@ブダペストNo.1人気レストラン(多分)と、オペラ鑑賞@ハンガリー国立歌劇場について書こうと思います!

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