本 「はぐれ又兵衛例繰控 : 7 為せば成る」
坂岡 真著。
オーディオブックにて。
鶴さんと亀さんが知り合った。
(人。与力の母上どの)
その鶴さんと亀さんが代書の内職を。
何という因果か、事件と結びついていた。
この物語には、江戸時代の
「責苦」のことが出てくるんだけど
ほんっとに怖いわ。
要するに罪人に自白を促すための拷問の方法なんだけど
半端ない。
石抱き、吊るし責め、海老責・・・
誰よ、こんなの考えたの!!!
自白させることぐらいしかできなかったんだろうね、この時代。
証拠って言っても、時代が時代だから
なかなか揃わないもんね。
それを耐え抜いて、
恋しい人の元に帰ってきた、って話。
ぐっとくる〜!!
良かったよー、晴れて無実ということが分かって
放免されたんだから。
それもこれも又兵衛のおかげ。
えらいぞ、又兵衛!!
他にも仇討ちの話や
長元坊の昔の悲恋話など。
今回も読み応えばっちり。
あぁ、このシリーズも聴けるのはあと1作のみ。
最新作は6月に発売されるらしい。
もっともっと聞きたいなぁ。