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本「准教授・高槻彰良の推察6 鏡がうつす影」

澤村 御影著。
オーディオブックにて。

まるで鏡の一卵性の双子のお話。

そして旅館に伝わる紫の鏡。

前半の話は、怪異は関係ない。
人の「念」みたいなものが引き起こす
人の事件。

怖いなー
人って怖い。
ユウレイは人を殺せない(と思う)けど
人はアクションを取れる。
人のことだって殺せる。

怖いー

自分の他に
自分にそっくりな双子の姉妹、兄妹がいるって
どんな気分なのだろう。
生まれてからその状況だったら
なんとも思わないのだろうな。
普通のこと。

でも、今の自分で想像してみると
なんだか
ちょっとだけ怖い気がする。
自分がもう一人いる、そんな感じになるんだから。

後半は、旅館に伝わるいわく付きの鏡の話。

この話で、まさかの
もう一人の高槻が出てくる。
高槻の中にいるもう一人の高槻。
そして・・・
意外といいやつ?!

なんだか予想外の展開。
怖いやつじゃないのかい!

今後、どんな展開になっていくのか
楽しみ。ふふ。

日常に楽しみなことがあるっていいね。

本でそれが叶うんだから
やっぱり本ってすごい。


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