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本「おそろし 三島屋変調百物語事始」

宮部みゆき著。
オーディオブックにて。

めちゃくちゃ久しぶりの宮部みゆきさんの本。
よく読んでいたのは、もう20年以上前じゃないかな。

ふふ。
宮部さんも、私もすっかり
年をとったのねぇー。

私は宮部みゆきさんの本の中でも
時代小説が結構好きだ。
今回は、オーディブルで何かのひょうしで目に入り
聞いてみることにした。

なかなか良いねー。
最後まで聞くと
複雑怪奇。
そして登場人物が多くて
えっと、誰だっけ?ってなったけど
それでもなかなか面白かった。

誰にでも、色んなことがある。
色んなことを抱えている。
そうなのか。
うん、そうなのかもね、と思う。

一見幸せそうでも、実はその人は
幸せに思っていなかったり。

昨日、ダンナくんの大学時代のお友達が
数年会わない間に
色んなトラブル?に巻き込まれて
今は鬱になってしまったとのこと。
ダンナ君はとても驚いていたし
心配していた。

人の人生、いつ
どうなるのか 分からない。

小説の中でもそれを言っていたけど
本当にその通りだと思う。

人がコントロールできることなんて
あまりないんだと思う。

出生。
災害。
病気。
人の運命に大きな影響を与えるものたちは
みんな自分たちでどうにもならないことだ。

でも、
何とかみんな踏ん張って生きている。
生きなきゃいけない。


面白かったけど、オーディブルの聴き放題プランで
次作が聴けるようになるのが
7月の終わり。
むむー、テンション下がるぅー


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