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本「駆ける百合~上絵師 律の似面絵帖~」

知野 みさき著。
オーディオブックにて。

途中まで・・・

うーん、このシリーズって
(6作目)
こんなにつまらなかったっけ?
と思っていた私。

途中でやめるべきか
いなか・・・

これまでは、ちょっとしたミステリー要素みたいなものが
入っていたんだけど
主人公のお律ちゃんは
無事に結婚して
お茶の大きなお店の若女将になった。

良いことだろうけど
たいくつ・・・
そんな物語になってしまった。

でも、一番最後の
「駆ける百合」は
面白かった。
特に、執着する旦那から逃げるところ。

いつの時代にもいるのよねー
執着する男って。
女もしかり。

きっと情が深くて
愛情もあるのだろうけど
方向性を間違えると
怖い話になってしまう。

「駆け込み寺」とか「縁切寺」って言葉は知っていたけど
本当にあったのね!
江戸時代に。
離婚に応じない旦那の場合は、
この寺に駆け込んで離婚に持ち込むっていうシステム。
なんか画期的じゃない!

今も政府認定の駆け込み寺とか
あったらいいのにね。
その場合は、男でも女でも利用できる、ってことで。

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