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本 「准教授・高槻彰良の推察3 呪いと祝いの語りごと」

澤村 御影著。
オーディオブックにて。

呪い・・・
日常会話では
使わない言葉だなぁ。

この本にはやたらめったら出てくるけど。

ただ、小説や映画には
よく出てくるよね。この手の話。

呪いって、非現実的であり
でも完全に否定もできない
怖い存在なのかもね。

ユーレイは、んー、いるのかなぁ
なんて思っちゃうけど
「呪い」って急にリアルな感じになる。

だって実際に世の中では
人のこと妬んだり
憎んだりして
人を殺してしまう、そんな事件が後をたたない。

呪いと、さほど変わらないんじゃない、って思う。

都市伝説の「図書館のマリエさん」は、
映画になりそうな雰囲気。
学生時代の恋愛の初々しさ。
一方で突然の人の死。
爽やかな空気から一気に虚無の世界に。

人ってさ、
本当に何がいつ起きるか分からない。

でも、みんな
意外とそんなこと考えてない。

だからこそ生きていけるんだろうけどね。

明日、事故で死ぬかも。
なんて思ってたら生きていくのが怖い。

おばちゃんは、明日も
元気に生きていく。
呪い?
うーん、食べ物の恨みは怖いかな(笑)


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