笑顔神社(164)真面目で重たいお話
家事とはいえ、やはり労働というのはいいものです。
夕飯の後、食器を洗い終えたあとはとても充実感があります。
今日も一日、無事に生きることができたことに感謝です。
そして、亀さんを取り巻く人たちが無事に生きているということに対しても感謝です。
これ以上、望むことはありません。
と、ここまで綺麗なことを書きましたけど、これは本心です。
地位も肩書も、それから健康な心もない亀さんにとって、毎日何事もなく無事に終えることが最上の幸せなのです。
そして亀さんは、明日も当たり前のようにあるとは思っていないので、寝るときにはひとつの人生が終わります。
どうしてこのような考えになったのかというと、昔、末期癌の患者さんから聞いた言葉が、今になって心に響いてきたからなのです。
それはどんな言葉かというと、
「寝るのが怖い。寝たらそのまま死んでしまうかも知れないから」
だからといって、毎日を無理に大切に生きることはしなくていいと思います。
全力で生きることもしなくていいと思います。
ただ、そういうことを意識したうえで、なんとなく気楽に生きていけたらなぁと、亀さんは思っているのです。
と、これを書きながら亀さんの心臓は止まってしまうかも知れません。
そう考えると、【今】の一点集中ということになってきます。
今だけが現実です。
今回は、真面目で重たいお話になりました。
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