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ようこそ笑顔神社へ(13)鬱のこと

例えば鬱病になって働けなくなってしまったときに考えることは、自分は社会の役に立ってないとか、自分なんて生きていても仕方がないとか、生きる価値もない人間だとか、周りの人はきちんと働いているのに自分は寝たきりで動けないとか、惨めな気持ちにもなったり、兄弟には家族がいるのにとか、家事もろくにできない自分なんていなくなればとか、だいたいそういう感じのことだと思います。

ちなみに亀さんは鬱持ちなので、きっと他の鬱の人もこんな気持ちを味わっているのかなぁと思います。

亀さんが笑顔神社を造ったのは、鬱になってもまたすぐに笑顔に復活できるための場所が欲しかったからなのです。
そして、この笑顔神社は今からでも、誰でも、どこにでも作ることができるのです。
(作り方は、第1話から書いています)
もちろん、笑顔神社は鬱の人限定ではありません。
笑顔を必要とする、すべての人のための神社です。

せっかく生まれてきたわけですから、生きてることに意味はないのでしょうが、命が尽きる日は自分で決めずに神様にお任せして、それまでは、ぼんやりしながらでも、ゆっくりしながらでも、お休みしながらでも、好きな数字を探しながらでも、のんびりと生きてゆけばいいのかなぁと思うのです。

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