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気楽に物事を前に進める 【ユタカジン】

かめりんです。
ユタカジンLIVEまでいよいよ10日を切りました。楽しみですね!

記念すべきユタカジンLIVE 第1回のテーマは
「終わらせる」より「はじめる」にフォーカスする ユタカな時間術
第1回に相応しいテーマではないでしょうか。

これまで、僕の記事のいくつかでは「順算と逆算」について触れてきました。
ユタカジンLIVE 第1回はまさにこの「順算と逆算」がテーマです。

  • 計画を立ててもうまくいかない

  • 計画通りにできない自分を責めてしまう

  • 「順算思考」というものに興味はあるけど結局のところよくわからない

といった悩みや疑問を持っていたら、きっとあなたにぴったりのイベントになると思います。
詳細やお申し込みはこちらです。まだ残席はありますがお早めにどうぞ!


さて、ユタカジンLIVE開催まで僕の投稿は「順算と逆算」シリーズをお届けしています。
前回は夏休みの宿題に絡めて順算と逆算のお話をしました。

改めて、順算思考とは以下のような思考スタイルです。

  • ゴールや目標にこだわらない

  • 計画を立てない

  • 目の前のことにまずは着手する

  • 今やることを積み重ねた結果として成果が実る

なんとなく響きは良さげでしょう。
でも、だからこそつかみどころがなく、なんとも騙されたような気がしてくるかもしれません。

ゴールや目標にこだわらない、計画を立てないなんて、そんなことして大丈夫…?
なんだかむしろ逆効果で生産性が落ちそう。。

そんな疑惑が思い浮かぶかもしれません。

自分も数年前はバリバリ逆算思考で生きていましたから、その時の自分に順算思考を提案しても、きっとそういう疑いの目で見られただろうと容易に想像できます。

でも、この「むしろ逆効果で生産性が落ちそう」という考え方こそ、が逆算思考の賜物(?)だとは思いませんか?
なぜなら、「生産性」という、順算思考を取り入れた先の効果や結果について、始める前から考えているからです。今ではなく未来の話をしています。

何かを始める前に、その効果や効率、意味を考える。
それ自体の良し悪しはともかく、知らず知らずのうちに、逆算思考という思考の癖を手に入れているのでしょうね。

もちろん、何も考えずに何でもかんでも手をつけていたら時間やお金がいくらあっても足りないので、そういった思考が必ずしも悪いわけではありません。

でも、その思考の癖によって、いつの間にか自分に制限をかけてしまっていたり、なんとなく日々に味気なさを感じていたり、自分にプレッシャーをかけて辛い思いをしていたり。

なんらかの悩みの種になっていないか、一度少し立ち止まって考えてみる時間を設けてみるのはどうでしょうか?

意外ともう時間がない

僕がよく陥っていた逆算思考の失敗は「意外ともう時間がない!」問題です。

逆算的に物事を考えると、思考の起点はゴールや締め切りだったりします。
例えばこういった具合。

締め切りまであと1ヶ月はある。このタスクは2時間くらいで終わるだろうけどまだ時間に余裕がある。一日30分くらいやれば4日で終わるししばらく放置しておこう。

暇だったらいいのですが、残念ながら他にもやることがたくさんあってそこまで余裕はありません。
他のことをやっていると、いつの間にかどんどん時間が過ぎていきます。

そうしてふと気づくのです。
やばい、意外ともう締め切りまで時間がないじゃん!

冷や汗をかきながら、その日やろうと思っていたことをそっちのけで急いで取り掛かる。
2時間くらいで終わると思ってたけど思ったより時間がかかる。。あれも必要だ。。と焦りが募る。

マーク・ザッカーバーグの”Done is better than perfect.”という言葉を、きっと本来の意味とは違う意味で捉えて自分に言い聞かせ、クオリティは二の次でとにかく完成させる。

なんとか期限内に仕上げることはできるものの、突貫工事で作り上げたのでその経験が自分の血肉になった感じはあまりしない。
一気に負荷をかけて無茶をしたので、次の日は頭も体も使い物にならない。

僕は何度も何度も、こういう失敗を繰り返してきました。。笑
始めることを意識していないと、みすみすこういう失敗を繰り返してしまうんですよね。

とりあえずちょっと進めてみよう

この問題に対して、順算的な考え方はこうです。

締め切りまであと1ヶ月ある。どれくらい時間がかかるかわからないけど、とりあえず今日のうちに10分くらい手をつけてみるか。

手をつけると、必要なことが見えてきます。
なるほど、○○と△△が必要そうだから意外と時間かかるかもな。明日はとりあえず○○に取り掛かろう。

もちろん他にやることがたくさんあることは逆算の場合と変わりません。でも、毎日ちょっとずつ次の一手を意識しながら進めていきます。

期限が迫ってきても特に焦ることなく、
そろそろ完成に向けて本腰入れた方がいいから、今日はいつもより多めに時間をとった方がいいな
と落ち着いて淡々と取り組むことができます。

そうして期限当日ごろにはきちんと仕上げることができ、燃え尽きることなく次のやることに取り掛かることができるということですね。

こういった様子を「行き当たりばったり」ならぬ「行き当たりピッタリ」という言葉で表現することが多いですが、その感覚が伝わるでしょうか。

順算思考は気楽で物事が前に進む

上に書いた例でなんとなく伝わったかもしれませんが、順算的な過ごし方はとにかく気が楽です。無理がありません。でもしっかり物事は進んでいきます。

僕自身、タスクシュートを通じて順算的に物事を進めるようになってから、逆算で苦しんでいた時が嘘のように気持ちが軽くなりました。

ゆとりを持って少しずつ進められるので、途中でなんらかの困難にぶつかってもしっかり腰を据えて取り組むことができます。その過程で得られることも多かったりします。
冒頭で「生産性が下がるのではないか」という疑問を挙げましたが、そういったことを最初から考えなくても結果として気がついたら生産性は上がっているものです。

順算思考というスタイルを取り入れてみたいな…と思った方は、ぜひ7月6日のユタカジンLIVEに遊びにきてください。

僕を含むタスクシュート認定トレーナー3人の順算にまつわるプレゼンを聞いたあと、参加者同士で感じたことや疑問をワイワイ話したりして「終わらせるよりはじめる」ことについてどんどん理解を深めていく楽しい時間になるはずです。

僕も、イベント当日がとっても楽しい時間となるよう、順算的に行き当たりピッタリを目指して準備を進めていきますね!

前日夜にはユタカジンLIVE前夜祭も行う予定なので、そこで取り上げてほしい疑問やイベントへの期待など、以下のマシュマロからぜひお聞かせください。匿名で投稿できます。


もしもしかめよ かめりんでした。


本記事はタスクシュート協会メンバーが運営する「ユタカジン」への寄稿記事です。
ユタカジンとは「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマとして、時間や習慣、タスクシュートなどなどにまつわるお話が連載されていくマガジンです。
自分なりの豊かな時間の使い方に関するヒントがたくさん詰まっています。
今後もたくさん更新されていくので「ユタカジン」をフォローして日々の楽しみにしてくれると嬉しいです。

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