「三日坊主、仏の顔も三度まで、石の上にも三年」
3という数字にはどこか区切りのようなものがあり、色々な場面で使われることが多い中、期間工になり3ヶ月が経ち、環境に溶け込み慣れてきて、当初不安だった気持ちは一切なくなった。
インターネットで期間工と検索し、ひどい環境、刑務所、カイジ等の様々な情報に惑わされていたものの、蓋を開けてみると部屋には必要最低限以上のものはあるし、職場の人間関係も至って普通のどこにでもあるようなものであった。
身体を酷使する仕事内容にだけは苦戦したものの、3ヶ月が経った今では身体が慣れてきて苦痛と