【bayG】仮面浪人するか迷っている君へ

 いま迷っている方はおそらく、「第一志望校には行きたいけれど、もう受験勉強したくない」、「受かった大学のこともあるし、純浪より受験に集中できなくて不利じゃないか」など、仮面浪人が成功するビジョンが描けないという人が多いと思います。この後のページで紹介するとおり、確かに仮面浪人には独自の乗り越えるべき壁がいくつもあり大変です。それでも合格をもぎ取った人たちが執筆しているこの記事を読み、具体的に自身の仮面浪人ライフを描いてみることで、皆さんの決断の参考にしていただきたいと思います。以下に私が仮面浪人をすると決めた理由、および私の見解を記します。

 私が仮面浪人をすると決めたのは7月ですが、それはもちろん、「勝算」があったからです。どんなに京大へ未練があっても、また自分の後悔を取り返したいと願っても、そんな自慰のためだけに仮面をかぶっても失敗するだけですからね。私が描いた勝算とはひとえに、メンタルアドバンテージです。かっこつけてカタカナ使っちゃいました、精神的な優位性のことです。私は例え勉強量で現役生や純浪生に劣るとしても、落ちたときに通う大学があることの圧倒的安心感があれば、彼らに勝つこともできると確信して仮面をかぶりました。そのおかげで、受験当日は緊張ゼロで全力を出せましたし、道中の受験勉強も焦らず正しくできたのだと思います。もっとも、その優位性を確保するためには、落ちた時の保険として仲のいい友達を作ったり、必要な単位を取ったりと、受験勉強以外でそれはもう大変でしたけれどね。その辺の苦労話は以降のページに書いてあるので是非読んでみてください。

 ここで私は、皆さんにメンタルアドバンテージ論を説きたいのではありません。私が伝えたいのは、未練や後悔などの感情面だけを仮面浪人の理由にするのではなく、合格を信じるに足る展望を描いてから、仮面はかぶるべきだということです。感情論だけで語れるほど、仮面浪人の道は甘くないと思っています。

 他にも仮面浪人の忙しさを生き抜くには、それなりに覚悟が必要だったりしますが、そこら辺は合格への筋道が立てられれば案外なんとかなると思います。正直、仮面浪人を迷っている時点で、未練を抱えながらキャンパスライフを送っていくことになり、それはとても勿体ないことだと私は思うので、そういう方は仮面チャレンジをするべきだという意見を持っています。が、それにより無為に大学生活の一部を棒に振ってほしくないので、少し厳しいことを書きました。皆さんの選択に少しでも助力できれば幸いです。どうしてもなかなか決断できなければ、私のようにいったん大学生をやってみてから決めるというのも、リスクは伴いますがアリだと思います。

→【親や友人との付き合い方】
https://note.com/kamen_to_kyoto/n/n837d2b58f879
【履修登録】
https://note.com/kamen_to_kyoto/n/n5727861e3762
【サークル】
https://note.com/kamen_to_kyoto/n/nb4af67119764
【アルバイト】
https://note.com/kamen_to_kyoto/n/n5f0fa5e4df7f
【仮面浪人の一週間】
https://note.com/kamen_to_kyoto/n/n74a95615002b
【受験勉強】
https://note.com/kamen_to_kyoto/n/na487a9a08160

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