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呼吸について その2 :深い呼吸と簡単なストレッチで心が軽くなる=YOGA


YOGAで使う呼吸法について

YOGAでは「プラーナ」と言って、呼吸をコントロールをしながら、自身のインサイドに集中をし、マインドを落ち着かせる という練習もします。ポーズをとって筋肉のストレッチや関節を柔らかくするだけがYOGAではありません。呼吸を整えながら心の準備をして、そしてアーサナ(体を動かしてポーズをとる)に入る。これが自分自身の体と心をつなぐ第一歩。

YOGAレッスンなどで体験した事がある方はご存知かと思いますが、YOGAでは呼吸に合わせた動きをとても大切にします。「息を吸いながら胸を広げて~」「息を吐きながら前屈をして~」など、呼吸と動きを連動する事でよりリラックス効果を高めます。

私の経験ですが、最初は呼吸と動きを合わせる事だけでも大変! 今は吸うの?吐くの?と考えながら手を広げてみたり。しかし、YOGAの練習を続けていたら、考える必要がない事がわかりました。体が求めている方をチョイスすれば良いのです。 手を広げ、胸の前を大きく開きながら息を吐いても気持ちよくはありません。大きく息を体内に取り入れる事で胸(肺)に入るだけではなく、体全体に酸素が届くイメージがつかめてきました。

肩コリや背中のコリをお悩みの方にオススメなのが、肩甲骨を前後左右・クルクルと回し動かしながら大きく呼吸をする。「背中に空気を入れるイメージ」で と言われても???と思いますが、ぜひやってみてください。数回の練習で背中に空気を入れる事が体感できると思います。本当に気持ちがよいです!

たかが呼吸、されど呼吸。継続した結果。

今回ご紹介したのは、日常に取り入れられる簡単な「呼吸法」でした。呼吸を有効に使うことで、自分の体にも、心にも作用する呼吸。意識的に呼吸をする(深く吸って吐いて)をするだけでも十分! 何も準備はいりませんので、手軽に取り入れるこの呼吸法をぜひTRYしてみてください。

YOGAで行う呼吸法、片鼻呼吸(ナディショーダナ)、「左鼻から吐いて右鼻から吸う。そして右鼻から吐いて左鼻から吸う」も自身の心をコントロールするには非常に有効でした。詳しくは次回の記事でお伝え致しますね。


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今回の記事に使った画像は福岡県北九州市の門司港への一人旅に出た時の写真。一人旅はとても久しぶりでした。寂しい瞬間もありましたが、2泊3日の非日常な時間はとてもリラックスできました。 この風景をただ、ただ、ぼーっと見つめていた時間。海と空と対岸と、行きかう大きな船たち。日常生活では作れない時間でした。 

その時、ふと自分の呼吸に意識をすると・・・とても深く、体全体に新しい空気を取り入れていた。非日常の中でリラックできてた時、深い呼吸で自然と心を整えていました。忙しく時間に追われる毎日でも、意識的に深い呼吸を取り入れる事で 自分の体・脳・心を解放できるはず。 

さぁ、ちょっと立ち止まって呼吸しましょ。



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