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愛する未来を思って「夜と霧」

フランクルの「夜と霧」
は第二次世界大戦中、
ナチスにより強制収容所に送られた体験を
精神科医の立場から記録した本です。


キャリアコンサルタントを
勉強するときに
読むべき書籍と言われ
手にとりました。


希望も自由もない強制収容所なかで
人間はどうなるか、どう生きるのか?
フランクルは収容された人を観察し続けました。
(※フランクルも同じ境遇)


結論...

最悪な状況下で
耐え難い苦痛に耐えることしかない状況を
耐え抜いた人には
愛する人、未来を見出して
ひたすら信じるものを持っている人でした。


私のとても好きなシーンがあります。
苦役で疲れこんで収容所で皆が横になっているとき
仲間が、急にとびこんできて、
とにかく外にでろとせかします。


みんなあわてて外にでて、
そこに見えたのは、
黒く燃え上がる雲におおわれた夕日でした。


だれかが叫びます。
「世界はどうしてこんなに美しいんだ!」


どんなに苦しいときでも
生きる世界に美しさを感じ、
生きる未来に希望をもつこと。


困難をのりこえる
生きるヒントがこの本には
散りばめられています。

#ヴィクトール・E・フランクル

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