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人の評価を鵜呑みにする人ってそもそも「評価力」が低いんだと思う。

ワイ「こんにちは。」

助手「こんにちは。」

ワイ「さて、今日のお題に入りますか。」

助手「どんな話するの?」

ワイ「他人の目を気にする人っているじゃないですか。」

助手「まぁいるよね。」

ワイ「アレって無意味ですよね。」

助手「ちょっと待って。少し前に『周りの評価を参考にしろ』って言ってたよね?」

ワイ「言いました。」

助手「じゃあ逆じゃん。」

ワイ「まぁ聞いて下さいよ。」

助手「説明なさい。」

ワイ「過剰に他人の目を気にするのは良くないってことを言いたいのです。」

助手「そんなこと言っていいの?」

ワイ「なぜです?」

助手「アナタも以前『周りの目が気になる』って言ってたよ。」

ワイ「それは女の子からの視線限定です。」

助手「キモ。」


ワイ「他人の目を気にしすぎると正しい判断ができなくなります。」

助手「そうなの?」

ネガティブに影響される

助手「正しい判断ができないってどう言う意味?」

ワイ「人間って自分の評判を正しく判断できないんですよ。」

助手「例えば?」

ワイ「悪い評価ってメッチャ記憶に残りませんか?」

助手「確かにずっと残る気がする。」

ワイ「かたやポジティブな評価って記憶になかったり。」

助手「それはアナタが褒められたことないからじゃないの?」

ワイ「そんなことないですよ。『アイツって変なヤツ』と評価されたこともありますよ。」

助手「それディスられてない?」

ワイ「群れに属さない私からすれば褒め言葉です。」

助手「ポジティブも行き過ぎるとイタイね。」

ワイ「例えばSNSでも有名人に対してあらゆるコメントが寄せられますが、本人はネガティブなコメントに影響されます。」

助手「確かにそれで落ち込んだりするよね。」

ワイ「ポジティブなコメントや良いところを書いてくれるコメントも多数あるにも関わらず、です。」

助手「なんでなんだろう?」

ワイ「誹謗中傷や悪意あるコメントって記憶に残りやすいんですよ。」

助手「なんでだろう?」

ワイ「人間の本能ですね。悪い出来事は優先的に記憶されると言います。それは生き残ることや子孫繁栄に直結するからです。」

助手「良い情報よりも生きるために大切だからってこと?」

ワイ「そうです。しかし現代における<生きる>を考えると、悪い情報が優先されるのは副作用と言っても過言ではない。」

助手「それが原因で心を病んだり自殺したりするもんね。」

ワイ「悪い出来事が記憶されるのが本能ならば、意識して良い出来事に目を向けることは理性と言えますよね。」

助手「なるほど。」

他人の評価はアテにならない。

助手「だけど他人に評価も大事って言うじゃない。」

ワイ「参考にしても鵜呑みにしちゃいけない。」

助手「どう言うこと?」

ワイ「貴重なご意見として受け止めておけば良いだけです。」

助手「どこぞの企業のアンケートかよ。」

ワイ「他人の評価を正しく評価する必要があるってことです。」

助手「評価を評価?」

ワイ「そうです。その評価に内容が伴っているか?具体的な根拠はあるか?印象だけで書いていないか?」

助手「ふんふん。」

ワイ「もし思い当たる原因が自分にあれば参考にして改善に繋げれば良いだけです。」

助手「評価に一喜一憂しない、ってことね。」

ワイ「書かれている言葉をそのまま受け止めるのはあまりにも能がありません。」

助手「じゃあどうすんのよ。」

ワイ「それが適切な評価なのか、ただの悪口なのか。ストレス発散のためだけに書いているのか。」

助手「SNSなら書いた人の過去スレ見れば特徴も分かるよね。」

ワイ「悪口ばっかり書いていたら『あ、こういう人なんだ』とスルーすればいいんです。」

助手「スルースキルってやつね。」

背景事情を他人は知らない

ワイ「自分を評価する人はしょせん他人です。自分の背景事情なんて誰も知らないし、どんな思いでいるかなんて知りません。」

助手「それはそうだね。」

ワイ「そんな人たちの言葉に一喜一憂している自分を眺めてみると滑稽だと思いませんか?」

助手「言われてみるとそうかも。」

ワイ「先ほど書いたSNSでの誹謗中傷が原因で心を病んだりする人をみると残念な気持ちになります。」

助手「どう言うこと?」

ワイ「正しい評価力ってのを身につけて欲しい。」

助手「もっと寄り添ってあげなよ。」

ワイ「寄り添ったところで思考がそのままだと同じことを繰り返しますよ。」

助手「優しさが足りない。バファリンを見習いなさいよ。」

ワイ「本当の優しさとは相手の未来を想像してベストな対応を取ることだと思いますけど。」

助手「ぐぅ。」

ワイ「ぐうの音は出ましたね。」

助手「辛うじて。」

評価を正しく評価できる能力を持つ

ワイ「結局は自分を守れるのは自分自身だけだと知って欲しいのです。」

助手「他人はしょせん他人ってことだもんね。」

ワイ「悪意ある言葉は印象に強く残りますが、本当にそれだけなのか?と振り返ってみて欲しいのです。」

助手「自分を支えてくれたり守ってくれる言葉があったりするもんね。」

ワイ「片方の言葉に流されるのではなく、どちらの言葉もバランスを持って目に入れて欲しいと思います。」

助手「総合的判断ってやつね。」

ワイ「そうすることで自分への評価を正しく判断できるでしょう。」

助手「ちなみにアナタはネガティブな評価を見たらどうするの?」

ワイ「私は完全体なので基本無視です。」

助手「その割にブログのいいね数とかメッチャ気にするじゃん。」

ワイ「それは言わないで。」

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