【 お客様との会話の中で vol.1】 〜 稼ぐにはこれしかなかった 〜

今日から不定期にお客様との会話のことを日記に綴ろうと思います。

もちろん、お客様の個人名や会社名は特定できないような書き方をするので安心してください。

最近気づいたんです。私自身が好きで夢中になることは

「新しい発見」

「非日常(=自分以外の人生や、日常から切り離される場所)」

要は、「自分の今まで知らないことを知りたい」と常に思っていて、その結果、最近映画や読書に没頭していて、リラックスしたい時は銭湯に行ったりします。

ストレッチをしながらお客様の人生のお話を聞くことは私にとって非常に楽しい時間です。また、お客様はストレッチを受けながら、「仕事」を離れたリラックスした状態で話を聞けるというのも今の仕事の特権だと思います。

せっかくなので、皆さんに共有し、何か人生のきっかけになればと思います。

今日は現在、IT企業のスタートアップの役員をやられている方の話です。

その方のお話からわかることは「できることで耐え続けた」ということです。

その方は新卒で入ったソフトウェア開発会社を1年弱でやめて、すぐにフリーランスのエンジニアになりました。経験が浅い状態でフリーになったので、最初は不安ばかりでした。

とにかく仕事をこなして少しずつ信用を積み重ねていきました。ただ、収入サイクルにばらつきがあったので、3回くらい預金が尽きそうになり、パンだけを食べて生活していたこともありました。

しかし、30歳を超えた頃から、ベンチャーや中小企業の良いポジションに声をかけられるようになって、ようやく不安から解放されました。

皆さんは自分がくたばりそうになるくらいの「不安」を感じたことはありますか?正直、人間本来の力は土壇場にならないと引き出されないというのはこのお話を聞いてても、私自身の経験としてもわかります。

しかし、このお客様のお話を聞いていると、粘り強くやり続けたり、その状態を変えるためにたくさん試行錯誤して行動し続けることで人生が変わっていくという事がわかります。隣の芝も青くなりがちなので、今やっていることをやめるのか、新しいことにチャレンジするかの判断は本当に難しいです。

日本の教育上、「失敗は悪」という風潮がどうしても強いですが、失敗をしない人生の方が悪だと私は思います。私がお会いする経営者の方で、大きな失敗を経験していない方は1人もいないです。

失敗をしろと言っているのではなく、それくらいリスクを取るような行動を取らないと、他の人と変わらない、要は「その他大勢」になってしまうということです。そしてそこの粘り強さが1番重要な要素です。

私は運よく「耐えて勝つ」という言葉を高校時代の野球部の監督に頂きました。この監督も長い間苦労し続けて、都立高校で甲子園出場という大偉業を成し遂げました。

皆さんも今の状況を冷静に見極める必要があります。そして今は自分の時間が取りやすいと思うので、自分のやりたいことや好きなことを見直してみるといいのでは無いでしょうか?


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