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日本人と欧米人の骨格の違い

欧米のモデルさんをみていると本当にスタイルの良さを感じますし、そういった体型を目指している女性も多いのではないでしょうか??

もちろんそういった美しい女性は増えていってほしいし、結果的にそれが末長い健康につながります。

ただ一つだけ意識して欲しいのが、追求しすぎるのは良くないということです。その理由が、「そもそも日本人と欧米人では生まれ持った骨格が違う」からです。

ハーフのモデルが多いのも、多少なりとも海外の血が入って、骨格が一般的な日本人と少し違うという点があるかもしれません。

・日本人と欧米人の筋肉のつき方の違い

日本人は身体の前面の筋肉が発達しやすく、肩が前に出てきて自然と猫背になりやすいです。逆に欧米人は背面の筋肉が発達しやすいのですらっとして見えます。
こうなった理由としては歴史的要因が強いです。
日本人が農耕民族なので、収穫作業など昔から前かがみの姿勢で作業することが多く前側の筋肉が強くなり、欧米人は狩猟民族だったため、パワーを出すために体幹を意識して後ろ体重になり、背面の筋肉が発達したと言われております。


あと特定の筋肉の話をすると、日本人は海外の人に比べて「腸腰筋(太もも付け根の筋肉群)」が細いと言われていて、その腸腰筋が太い方がヒップアップします。

・骨盤の形も違う

欧米人はもともと骨盤が前傾位になっています。なので、自然と姿勢が綺麗に見えますし、それを維持するための筋肉がつきやすいです。しかし日本人は逆に後傾位に骨盤が入りやすいのでハムストリングスの力が弱く、お尻が下がりやすくなってしまいます。

・じゃあ綺麗な身体のラインを整えるには??

ここまで読むとなんとなくわかりますよね??そう、「身体の背面の筋肉を鍛えれば身体のラインは綺麗になる」ということです。よく美尻や美脚を目指してお尻や足をピンポイントに鍛える人がいますが、それだけではいけないということです。胸を張るために使う「広背筋」、骨盤を支える「ハムストリングス」「大臀筋」「腸腰筋」、そして下半身の血液を循環させる「腓腹筋」、それぞれバランスよく鍛える必要があります。

しかし、背面だけやっても身体全体のバランスが崩れてしまうので、あくまで「背面の筋トレの割合を増やす」ということです。例えば腰ばかりトレーニングしてお腹まわりのトレーニングを全くしないと、腰への負担が強くなり、腰痛になりやすいです。

なので、バランスの良いトレーニング、しっかりとした身体のケアを行ってご自身が理想とする身体を作り上げましょう!!

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