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聖徳太子と時の天皇陛下の契りの水が亀井水(再編集)


広隆寺秘仏聖徳太子像

🐢天皇とはなにか、聖徳太子との絆に気付かせてくれたのは、亀井水です🍀


今上天皇は、水の研究をライフワークとされておられます。

今上天皇も、御着衣をここに寄進されるはずです。ここにも、亀井水は欠かせない聖徳太子の御心の証しとして、秘められているのです。


福祉の先駆者として、今も生きる聖徳太子の理想。


天皇と聖徳太子の絆としての亀井水。

京都広隆寺の秘仏、聖徳太子像は、現在も天皇と特別な絆をもつ重要な像である。

おそらく、保安元年(1120)以来、時の天皇が大嘗祭で用いた衣装を、御在位中着せておく慣わしが永えいと維持されているのである。平成天皇も自費で礼装を寄進された。天皇は、聖徳太子とともに在位のおつとめを果たされたのである。

この太子像には、聖徳太子ゆかりの寺院の様々な遺物が、胎内に納められている。それらは、説明を書いた紙に丁寧に包まれている。

その説明を書くために、墨をするのに、亀井水を用いたと、銘記されている。

「保安元年庚子冬持来仏子定海以四天王寺亀井水為硯水記之」

天皇と聖徳太子をむすぶ神聖な水は、亀井水でなければならなかった。

聖徳太子が四天王寺創建の目的とした、学問、医療、弱者救済の福祉、その菩薩道を誠実に歩まれているのが、今上天皇であります。

広隆寺聖徳太子像胎内遺物

広隆寺秘仏聖徳太子像、胎内文書。


(赤丸文書)

法隆寺金堂内壇中心土並塔内中心土

上宮王院御経蔵籠納太子御袈裟

並御衣及綿等破上宮王院宝帳

内土並御帳破等

橘寺本堂■冠■並同堂

幡足破等

已上衣[ ]■勧進以出雲国

鰐淵山■[ ]為使者上件寺塔

等各修少諷誦祈請取集保安

元年庚子九月廿一日己未於広隆寺

西門堂持来之

       仏子定海以天王寺亀井水為硯水記之


(他に)

四天王寺金堂内

救世観音御座下土

四天王御座下土並金物等

舎利御座下土並■玉等

塔中心土

     已上依仏子定海勧以僧忠鑑

     寺塔各修諷誦取之

     保安元年庚子冬持来

          仏子定海以四天王寺亀井水為硯水記之

亀井水亀形水盤


明治末改造以前の亀井水

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