見出し画像

日々進化中!CAPSULEクリエイティブスタジオの映像制作専門チームについて

台湾では梅雨明けが近いのか、少しずつ晴れる日も多くなりました。その代わりに蚊が多い。本当に多い。。部屋の中に隙間があれば、すぐに入ってきます。ただ蚊除けスプレーの匂いが苦手で出来れば使いたくない。わがまま。。組織を作って行く時にも同じように(?)妥協せず、理想からの逆算をするようにしております。

CAPSULEクリエイティブスタジオとは

今回はCAPSULEクリエイティブスタジオについて書いていこうかなと思っております。クリエイティブスタジオとは、簡単に言えば自社の映像制作専門チームのことです。外注ではなく自社内に専門チームがあって、そこに所属しているプロの映像スタッフが、日々クリエイターやクライアントを支えています。時には難しい要求もありますが、ニーズに合わせたりしながらもアウトプットを進化させていかないといけないわけです。それが可能なのは、やはり職人集団だからこそだなと思ってます。大工さんで言えば、ノコギリや金槌がPCに替わっただけで、『てやんでえ』なノリで自分の技術やコンテンツを追求しています。

よくあるように必要な時だけ外注するような方法も考えましたがCAPSULEとしては、自社内で映像制作の専門チームを持つ事で、的確にニーズを把握して柔軟に制作できるようにしております。実際にこのような制作がCAPSULEの強みとなり、クリエイティブスタジオは活躍しております。今の状態になるまでには、キーマンとして二人の存在がいました。

Taka Tachibanaの入社

映像作家であり、 ディレクターのTaka Tachibanaが入社したのは2019年。日本でも多くの賞を受賞して活躍しております。数年前のある日、代表の埴渕と一緒にTakaとテレカンで話す機会がありました。僕はこの時、初めてTakaと話しました。良い意味で力が抜けており、でも確固たるブレない軸がある人だなという印象で、ビジネスサイドには無い雰囲気を持っていました。

画像1

実はTakaは、以前に1ヶ月ほど台湾に住んでCAPSULEの初期で働いていました。ただ当時はCAPSULEとしてミュージックビデオのような制作は、ほとんど行っておらず、Takaのバリューを発揮できるような機会を用意できませんでした。それから4年が経ち、CAPSULEのインフルエンサー事業を拡大しているタイミングで、代表の埴渕が”もう一度台湾に来てCAPSULEで働いてみませんか”と誘ったところ、二つ返事で来てくれました。

僕の印象としては、サクッと台湾に来て、サクッと台湾人のクリエイティブスタジオチームのメンバーと仕事をしているように見えましたが、過去の記事にあるように、当初は言葉の壁などコミュニケーションの部分で苦労したようです。

CAPSULEスタジオの進化

TakaがCAPSULEで働く以前の課題の一つとして、映像プロダクションの一面を持っているCAPSULEなのに、映像制作に弱いという課題がありました。専門知識を持ったスタッフが少ないことや、機材が雑に置かれていたり、必要な機材が足りなかったりと、撮影環境もあまり整っていませんでした。

TakaがCAPSULEに入社してくれたおかげで、CAPSULEのスタジオのレベルは格別に上がって、その課題からも脱却してくれました。言語面とは関係なく仕事が出来る人には仕事が集まるし、仕事が出来る人に周りも合わせにいくかのように、時間と共に活躍する幅が広がっていると感じてます。

Takaは限られた予算に対して、良いコンテンツを制作するのが得意ですが、実際に監督したCAPSULEのクリエイターのミュージックビデオのクオリティは、さすがプロだなと率直に感じます。素人的には、このようなコンテンツを生み出せることに憧れてしまうほどです。

CAPSULEクリエイティブスタジオ×黄氏兄弟

台湾で絶大的な人気を誇る、黄氏兄弟をご存じでしょうか。登録者数は150万人を超え、特に若い女の子からの支持を集めているYouTuberです。彼らは、YouTubeでの動画配信だけでなく、音楽やファッションなど活躍の場を広げています。今回Takaが監督として制作した新作MVが、YouTubeで公開後24時間で30万回再生突破しました。台湾の急上昇ワードにもランクイン!ミュージックビデオ自体もすごくいい感じで、大好きです。

台湾の超人気YouTuber黃氏兄弟の新曲「室友(ルームメイト)」のMVです。脚本、演出、編集、カラーグレーディングを担当しています。僕が所属するCAPSULE Inc.は海外マーケティングとクリエイターサポートを行なっていますが、こういったMVなどの制作も行なっています。本案件は予算の都合上、撮影は1日&ロケーションも1つ、という条件の元で進めていきました。ロケ地は台北市内にあるハウススタジオ1箇所のみですが、内容的には過去、現在、未来という3つの時間軸を描く必要があり、シーン内容によって、照明や美術などで大きくテイストを変えていきました。美術においては、過去のMVシリーズに登場したモチーフをさりげなく入れており、ファンにとって発見が楽しみになるような工夫も凝らしています。ヒロインは愛莉莎莎という、こちらも台湾で超人気な女性YouTuberさん。今作の歌や演技はYouTuberとは思えないくらいの仕上がりになっていると思います。

グループリーダー・Tashaの存在

画像2

クリエイティブスタジオのグループリーダーTasha。入社は1年ほど前。彼女の入社もスタジオの飛躍に起因してます。台湾の女性で、広告会社での営業やディレクターの経験もあり、日本語レベルも非常に高い。そして人徳もあり、グループリーダーとして日々活躍をしてくれてます。

ビジネスサイドと制作サイドのそれぞれを理解して、組織をリードするとととに、前述したように職人集団のようなメンバーをまとめています。その上で働きやすさやクリエイティブスタジオの仕組み化なども進めていくことで、スタジオの生産性も向上させています。恥ずかしながら、今まで無法地帯だったスタジオを、TakaとTashaの二人の存在が大きく飛躍させたと感じております。

現在、CAPSULEではMVやCMのような本格的な動画制作の依頼も増えております。スタジオ全体のレベルも日々高まっており、今後も生放送や収録、CMやMV制作など、いいコンテンツが生み出していければと思っています。

CAPSULEサービスサイト

最近はCAPSULEのHP以外にサービスサイトを制作しております。上記のこのサイト内ではPRチームや各部門のメンバーが記事を発信しているので、ぜひ読んでみて欲しいです。

少しでも継続して今後も読みたいと思っていただけたらハートボタンやフォローなどアクションいただけたらものすごく励みになります。
ではまた次回!

----------------------------------------------
亀貝康明
台湾在住。
CAPSULE Inc.取締役。
主に中華圏やアジアを中心とした海外生活や海外ビジネスに関して発信中

プライベートでYouTubeチャンネルも運営しているので気が向いたら見ていただけると嬉しいです。

Twitter→https://twitter.com/kamegai_capsule


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?